1949-08-10 第5回国会 衆議院 商工委員会 第28号
國内市場がしぼみつつある。輸出はすつかり頭打ちしてしまつておる。この状態においてはとうてい安くなつたから賣れるということになりませんから、必ず四千三百万トン計画はつぶれると思うが、これを政府はどう考えておるか。 第四には賃金体形がくずれる。どうくずれるか。高く上つて困るというのではない。下つてしまうのだ。何円ベースというような問題があるが、このベースどころの問題じやない。
國内市場がしぼみつつある。輸出はすつかり頭打ちしてしまつておる。この状態においてはとうてい安くなつたから賣れるということになりませんから、必ず四千三百万トン計画はつぶれると思うが、これを政府はどう考えておるか。 第四には賃金体形がくずれる。どうくずれるか。高く上つて困るというのではない。下つてしまうのだ。何円ベースというような問題があるが、このベースどころの問題じやない。
○松江證人 造船部門におきましても、向うから注文された船をこつちがつくるというだけでなしに、一時吉田内閣が向うと交渉して、その結果だめになりました例のリバテイ船の問題にしましても見られますように、あるいはまた以上のような葉中生産政策によりまして、國内市場をきわめて狭隘にしております。
自信がないと言い、またあとではいろいろな理由から將來望みがあるのではないかというような見解でありますが、それはすべてが仮定論の上に立つて言われておるので、結局農民に対して大丈夫だ、保証するというような自信をわれわれは持つことができないのでありますが、從來の実績というようなものによつて、今日の段階における立論をすることは、これは非常に情勢がかわつておりますので、非常に困難ではないかと思うし、さらに國内市場
これが一つと、いま一つ國内市場の狹隘、厖大なる失業者が出る。中小企業が滅亡しつつある。あるいは商業は全面的に破壊されるような状態になりつつある。この國内市場の狹隘というものが、大きな問題である。これを解決せぬ限りは今申し上げましたような三つの点、テクニックの点では解りますから、一應これで打切りたいと思います。
これは近く國内市場に出まわることになりますが、これは綿と同樣に、國内といたしましては非常に窮迫した品物でございますので、これらを國内で処置することは非常に簡便なことでございます。また公團においてもこれを放出することによつて、決して損をするようなことはないのでございますが、問題は人絹の糸なり、あるいは織物その他の製品についての滯貨でございます。
それから第三点といたしまして、外國会社の取扱については、國際市場では手が着けられないことになつておる上に、今度の改正では、國内市場では、外國会社を國内会社と同様に平等無差別に扱うことになつておるが、これでは外國会社に押されることになる虞れがあるから、外國会社の取扱については更に檢討を要すると思うがどうか、これが第三点であります。 整理して見ますと、大体こういう質問が主であつたと思います。
こういうふうにして、実際に日本の國内資源を犠牲にしながら、外國の余剰炭に対して日本の國内市場を開放しようというような、こういう政策が現れておるのであります。(拍手)私たちは、この点はまさに賣弁的政策であると称せざるを得ないのであります。(拍手) しかも、さらにこれが從業員にとりまして首切り法案であることは、これまたここでるる説明するまでもございません。
○和田博雄君 一應そういう御説明ですが、私はまあ意見はあとで申上げますが、ただこれをこの法律を読んで見て感ずることは、成る程國内市場で競爭しておる外國会社であれば、それは今言つたような点で多少の制限になると思いまするが、そうでなくて、國内市場では競爭していないが外國市場では猛烈に競爭しておるという外國会社については手がないということになるのですね、この法律は……、株式も自由に持てれば役員だつて兼任できる
事実中小炭鉱を壊滅させながら、外國の余剰炭によつて國内市場を開放しようという、こういう買弁的意図が含まれておるということを、われわれは見のがせないのであります。以上の理由によりまして日本共産党は本案に反対をいたします。
購買力が減つて、國内市場はさらに過剩生産になつて過剩物資を生じ、どうにもならなくなつた。輸出の促進といつてみたけれども、どうにもならなくなつた。結局、これらの過剩物資の新しい市場をつくるために、あの戰爭という道を行つたという事実、この事実を諸君は眞劒に思い返す必要があると思う。 今諸君がやろうとしておることは、これと大体同じ性質を持つたものである。
御承知の通り、わが國のごとく原料資源に乏しく、國内市場が狭隘な國におきましては、この國内繁栄を維持発展させ、國民生活水準を向上させるためには、一に貿易の増大にまつよりほかないのであります。すなわち、貿易の増大は実にわが國經済の死命を制するといつても過言ではありません。これは明治初年以来ずつとそうでありましたし、この事実は終戰後の今日においても何ら異なるところはないのであります。
また國内において独占する場合には、他に競爭者がないわけでありますが、海外輸出の場合には世界各國が全部競爭相手であるわけでございまするので、國内市場における独占的な企業弊害ということもないように思います。
金属機械製品というようなものは、だんだんと國内需要向き國内市場あてでなくして、國市外場あてである。しかもそれが一定のきわめて近隣の善隣諸國からは、はなはだ好ましくないと考えられるような用途に使われる。そういうふうなことになりはしないかという点を、私は非常に心配するのであります。
第九点、以上の人民收奪政策は、逆にますます國内市場の狹隘化をもたらし、ここに再び大資本のための人為的購買力の創設、言いかえれば厖大インフレ予算は必至となり、増大する不生産的消費と相まち、インフレの惡化は不可避である。
すなわち、最近最も國内市場の大きいところの農民あるいは労働者の收入が減ずることによりまして、食糧以外の物に対する購買力はきわめて減退した。このために、部分的にはすでに生産過剰の現象すら起きておるのであります。かような場合に、もしも無統制に統制を大幅に縮減したとするならば、この中小企業というものの中に倒産が続々と出ることは明らかであります。
その他の點につきましては、概ね從來の方式によるのでありますが、生産量、操業度並びに資材、勞務の製品單位當りの所要量等値關しましては、今日までの實績及び將来の計畫を参照し、國際債務、國内市場價格の推移をも勘案し、総合的に最も適正なることを期しておる次第であります。
その他の点につきましては、おおむね從來の方式によるのでありますが、生産量、操業度ならびに資材、労務の製品單位当りの所要量等に関しましては、今日までの実績及び將來の計画を参照いたし、また國際價格、國内市場價格の推移をも勘案し、総合的に最も適性なることを期している次第であります。
それもアメリカ合衆國のようにきわめて広い國内市場をもつ國はあるいはニュー・ディールで乘り切れるかもしれません。あるいは厖大な植民地をもち、発達せる資本主義、発達せる民主主義をもつところのイギリスにおいては議院内閣制度の民主主義をもつて乘り切れるかもしれません。
更に、從いまして國内企業体制の再編成が未だ完了せないに際しまして、株式、生産施設等の大口買入によりまして、我が國産業の支配を結果するがごときもの、投機的な目的を有すると認められるようなもの、日本におきまして差当り設備技術等に関して援助を要しない産業部面に対するもの、この際不可欠でない消費物資の國内向け供給、國内市場のみを目標とする事業活動に関するもの等は、原則として外資導入を望ましくないものと考えている