1949-06-09 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第2号
ウプ・ミッションとの接触の度合は、御承知のように相当あちらさんでも現場というものを見たい、徴税機構の方も相当突つ込んで見たい、つまり資料集めに奔走しておられる段階でありますので、まだ向うからどういう点についてどう、どういう点についてどう考えるかというような細目の点においては、はつきりした指示がありませんので、成るべくこちらでもいろいろな角度から物を考えまして、今後、より接触を密にして参りたい、同時に又國内官廳方面
ウプ・ミッションとの接触の度合は、御承知のように相当あちらさんでも現場というものを見たい、徴税機構の方も相当突つ込んで見たい、つまり資料集めに奔走しておられる段階でありますので、まだ向うからどういう点についてどう、どういう点についてどう考えるかというような細目の点においては、はつきりした指示がありませんので、成るべくこちらでもいろいろな角度から物を考えまして、今後、より接触を密にして参りたい、同時に又國内官廳方面
もちろん國内官廳の專門的事項について、すべて外務省が対外的にみずからその衝に当るということは不可能なことでありますが、國際的に関係する事項につきましては、わが國として統一した政策と方針のもとに行動いたしませんと、不慮の損失を招いたり、國際信用を失墜することが間々ありますので、外務省といたしましては対外関係事項につきましては、少くともまど口となつて、総合調整を行う必要があるという趣旨を明らかにした次第
又條約を施行するための國内法の解釋等について國内官廳の間に爭が起きた場合においても、これが渉外事項とも關聯する場合においては、その限りにおいて外務大臣の權限に属するものと解しております。