1949-03-29 第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
言いかえれば、経済九原則並びに内示によりまして新しい予算案が提出せられ、施政方針演説が行われることになれば、國債発行を認めるという新しい原則が大きく出て來る。それまで待つたのではたいへんである。今のうちに、この際に早いところやつてしまわなければならぬ。こういうところにねらいがあるようにしか感ぜられないのであります。この法案に反対する私の一つの理由はそこにあるのであります。
言いかえれば、経済九原則並びに内示によりまして新しい予算案が提出せられ、施政方針演説が行われることになれば、國債発行を認めるという新しい原則が大きく出て來る。それまで待つたのではたいへんである。今のうちに、この際に早いところやつてしまわなければならぬ。こういうところにねらいがあるようにしか感ぜられないのであります。この法案に反対する私の一つの理由はそこにあるのであります。
昭和二十三年度不正保有物資等特別措置特別会計の歳入予定額は七十億三千九百四万一千円、歳出予定額は三十億六千四百八十四万四千円でありましで、歳入歳出を加減いたしますと、昭和二十三年度の登緑國債発行額は三十九億七千四百十九万七千円となります。 以上で商工省所管の一般及び特別会計予算の説明を終りまするが、なを御質問に應じまして詳細御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ御審議の上御協賛をお願い致します。
彼これ合計いたしますと、物資の賣拂代金としましては約二十億程度のものが予想されるのでありますが、そのうち現金交付の分を引き、その他の経費を引きまして、結局國債発行といたしましては十四億程度に一應推定いたしておるわけでございます。
二十三年度その他については、こういうような市場消化できる場合において、その他の國債発行等といろいろ考え合せて考えても見たいと思う次第であります。それから地方債の場合におきましては、現在追加予算によつて十七億を予定いたしておるのであります。これは預金部その他の資金によつて消化が可能なものについては着々実行をいたしておるような次第でございます。
これは特別会計による國債発行と併せてここで説明さして頂きたいと思うのであります。実は國民貯蓄運動が相当の効果を挙げまして、そうして去る九月の如きは百七十何億というような実績を挙げておるのであります。この運動を非常にするということは、勿論必要であります。そうして自由預金の純増の中で、大体封鎖預金の拂出しを差引いた純増であります。
ここに市場消化による國債発行の第一歩を踏み出したのでありますが、さらに引続き第二回の國債発行が去る十月二十五日行われ、これまた各方面の協力により、消化総額十三億円に達する好成績を収めた次第であります。
それから事件の利害得失の方におきましても將來確実な権利を見返りとして國債発行限度を拡張するのであるから別に弊害もないであろう、又決算を完結することがこれによつてできる利益がある、又農地証券を新らたに物納に充てることにするのは、他の物納との関係上適当であり、納税者に便宜を與える。