2012-03-22 第180回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
第三次、第四次圃場整備事業計画というのがあって、もう四十兆円近いお金を投入して圃場整備率というのを上げていったんです。それにガット・ウルグアイ・ラウンドもありましたから。しかし、それは結果的に日本の農業にとってどういう効果があって、どういうふうに近代化をして利益率を上げてきたかということに対する検証というのを政治としてやっぱりやってこなかった可能性もあるなと。
第三次、第四次圃場整備事業計画というのがあって、もう四十兆円近いお金を投入して圃場整備率というのを上げていったんです。それにガット・ウルグアイ・ラウンドもありましたから。しかし、それは結果的に日本の農業にとってどういう効果があって、どういうふうに近代化をして利益率を上げてきたかということに対する検証というのを政治としてやっぱりやってこなかった可能性もあるなと。
そこで圃場整備事業計画が昭和五十五年度において出発をしたのですが、その際この整備計画が進んでいけば機械化による省力効果及び作物の生産効果がある。私がいただいた計画書によれば、作物に対する積極的な生産効果は三千五百八十六万七千円に上っています。この計算は、米の単価をトン当たり二十九万八千円、それを前提にして組み立てられております。