1992-02-27 第123回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
○馬場政府委員 先ほど先生のおっしゃられましたのは、本年の二月に私どもの方で「穀物の国際需給動向」という当面の問題をまとめたものをも とにおっしゃられたんだと思います。 そこにおきましては、穀物の国際需給が一九六〇年代は安定していたけれども、一九七二年、三年の世界的な天候不順による同時不作から逼迫基調に転じた。したがって、一九七〇年代は過剰と不足の大きな変動を繰り返しつつ逼迫基調で推移した。
○馬場政府委員 先ほど先生のおっしゃられましたのは、本年の二月に私どもの方で「穀物の国際需給動向」という当面の問題をまとめたものをも とにおっしゃられたんだと思います。 そこにおきましては、穀物の国際需給が一九六〇年代は安定していたけれども、一九七二年、三年の世界的な天候不順による同時不作から逼迫基調に転じた。したがって、一九七〇年代は過剰と不足の大きな変動を繰り返しつつ逼迫基調で推移した。
そこで次の問題に移りますが、最近農林水産省がまとめた「穀物の国際需給動向」によると、九〇年代に入って、豊作続きにもかかわらず、人口増や農業生産者の高齢化などで世界の穀物在庫量は減少傾向になっているとの認識を示し、ガット新ラウンドが始まった八六年前後の過剰基調と状況は変わったとの分析に立って、各国がそれぞれ自給体制を確立していくことこそ必要であるというふうに認めた。
こういうことによりまして、国際需給動向等の海外の諸状況などから見ましても、あるいは短期的な国際需給の逼迫にも十分対応できるものというふうに考えております。 また、飼料穀物につきましては、コウリャン、トウモロコシ合わせましておよそ国内需要分の一カ月程度を備蓄しております。
一、輸入糖及び異性化糖の事業団の売戻価格の特例措置については、砂糖及びどうもろこしの国際需給動向に的確に対処して、甘味の供給安定を図るため、関係者の意見が十分に反映されるよう構成された需給協議会の設置等により、的確な総合的甘味の需給見通し等に基づいて、適正な運営を行うこと。
先ほど農林大臣から御答弁申し上げましたように、最近の穀物等の国際需給動向なり諸般の状況を踏まえまして、かつて一昨年、五十七年目標の農産物の需要見通しと生産目標の試案を発表いたしましたが、情勢が大きく変わりまして、諸般の検討を要するということで、新たに六十年を目標年次とする需要見通しと生産目標の設定を急いでおります。