2010-10-26 第176回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
加えて、今回は、為替レートの過度な変動や無秩序な動きを監視する、これは主要通貨を持っている国々の合意事項というふうに受け止めていますが、そういうことをいろいろやりながら、最終的には強固で持続可能かつ均衡ある成長の達成に向けて、G20として、通貨の問題については国際通貨秩序を安定強化するためのいわゆる合意ができて、それに向けてこれから連携協力をしていくということは私は一定の前進だというふうに思っていまして
加えて、今回は、為替レートの過度な変動や無秩序な動きを監視する、これは主要通貨を持っている国々の合意事項というふうに受け止めていますが、そういうことをいろいろやりながら、最終的には強固で持続可能かつ均衡ある成長の達成に向けて、G20として、通貨の問題については国際通貨秩序を安定強化するためのいわゆる合意ができて、それに向けてこれから連携協力をしていくということは私は一定の前進だというふうに思っていまして
政府は、円の適正水準への安定と国際通貨秩序の維持のため、さらに積極的に努力すべきであると思います。 すなわち、国内的には内需の拡大による輸出の抑制と輸入の増進、長期資本輸出の拡大等に一層積極的な努力を傾けるとともに、思惑による市場撹乱に対しては、中途半端な対策でなく、一定の方針と目標のもとに、適時適切な対策を講ずることが必要であります。
したがいまして、そのフロートの扱い方についても確たる基準がなかったわけでございますが、今後は、米仏の調整の結果、まずこの協定発効後は、各国が自由な為替相場制度はとり得るということになったわけでして、その場合に、各国がてんでばらばらにいたしますと、また国際通貨秩序は無秩序になりますので、そこでIMFの監視のもとに一定のガイディングプリンシプルを与えようということになったわけでございますので、やはりその
で、こういうことで今後の国際通貨体制の動きはきわめてフレキシブルの中に各国がお互いに協調して国際通貨秩序を保っていこうというかっこうになろうかと思います。当然日本の立場といたしましても、日本の国力にふさわしい責任を持ちましてこういう協調体制に加わっていくということになろうかと存じます。
御承知のようにニクソン・ショック以来、いや、もうその以前から、まあ六〇年代の終わりごろからしばしば国際通貨不安が言われて、その都度国際通貨秩序の上でさまざまな撹乱現象が起こってきた。現にいまヨーロッパの方でも、見方によってはいろいろ言えますけれども、必ずしも、泰然自若として明水鏡のごとくという状態では決してないですわね。
最後に、国際通貨秩序の再建と我が国の立場について申し述べます。 私は、新年早々ジャマイカで開かれましたIMFの暫定委員会に出席してまいりましたが、この会議におきまして、新しい国際通貨秩序の再建に関する最終的な合意がIMF協定改正案として結実いたしました。
最後に、国際通貨秩序の再建とわが国の立場について申し述べます。 私は、新年早々ジャマイカで開かれましたIMFの暫定委員会に出席してまいりましたが、この会議におきまして、新しい国際通貨秩序の再建に関する最終的な合意がIMF協定改正案として結実いたしました。
最後に、国際通貨秩序の再建とわが国の立場について申し述べたいと思います。 私は、新春早々ジャマイカで開かれましたIMFの暫定委員会に出席してまいりました。一九七一年八月、米ドルの金交換性停止を契機といたしまして、国際通貨体制が混乱に陥りまして以来、これまで種々の機会を通じて新しい国際通貨秩序の再建についての検討が続けられておりました。
最後に、国際通貨秩序の再建とわが国の立場について申し添えたいと存じます。 私は、新春早々ジャマイカで開かれましたIMFの暫定委員会に出席してまいりました。 一九七一年八月、米ドルの金交換性停止を契機といたしまして、国際通貨体制が混乱に陥って以来、これまで種々の機会を通じて新しい国際通貨秩序の再建についての検討が続けられてまいりました。
(拍手) 国際通貨秩序の動揺、食糧不足、石油危機などに端を発し、世界的インフレの進行、ひいては政治的不安定化など、まことに深刻な問題が生じております。今日の世界各国の相互依存度の深さは、全世界にわたってその影響を拡大する結果になっております。
(拍手) 国際通貨秩序の動揺、食糧不足、石油危機などに端を発し、世界的インフレの進行、ひいては政治的不安定化など、まことに深刻な問題が生じております。 今日の世界各国の相互依存度の深さは、全世界にわたってその影響を拡大する結果になっております。
ついこの間までは、スミソニアン協定のあと、どういうぐあいに新しい国際通貨秩序をつくるかということについて、世界の合意ができつつあるような印象を受けております。
今や、世界が投機と戦って、国際通貨秩序の確立に努力する態勢をとりつつあります。このような通貨不安の状況にかんがみ、東京市場も今週一杯は閉鎖される見込みであります。しかしながら、市場閉鎖期間中最も懸念されるのは、中小企業の経営に及ぼす障害であります。
国会でもいろいろの議論がありましたようでございますが、あのときわれわれの印象は、またアメリカ追随が始まったのか、もう一ぺん円を切り上げて調整をやらせなければ、国際通貨秩序はうまくいかないというようなことへまたつながっていくのではないかという不満と不安と怒りといったようなものを感じたわけでございます。
しかし、世界経済の円滑な発展には、今回の通貨調整を第一歩として、新しい国際通貨秩序の建設と自由な通商の拡大とに引き続き努力しなければなりません。米国、西欧及び日本は、ともに世界経済の拡大と安定のために、大きな責任と役割りを有しているのであります。しかし、国内になお種々の経済的問題をかかえている米国や、なお統合の過程にあるヨーロッパ共同体は、ともすれば内部の問題にのみ傾くおそれなしとしません。
しかし、世界経済の円滑な発展には、今回の通貨調整を第一歩として、新しい国際通貨秩序の建設と自由な通商の拡大とに引き続き努力しなければなりません。米国、西欧及び日本は、ともに世界経済の拡大と安定のために、大きな責任と役割りを有しているのであります。しかし、国内になお種々の経済的問題をかかえている米国や、なお統合の過程にあるヨーロッパ共同体は、ともすれば内部の問題にのみ傾くおそれなしとしません。
一、将来の新国際通貨秩序は一体どうなるか。金・ドル本位制に返るのか、ドル本位制に完全に移行するのか、一体IMFの新体制はいかがに構想されるのでありますか。また、今回の通貨調整で、米国の国際収支の赤字は何十億ドル解決するというお見通しでありますか。 二、通貨新秩序の前提条件としては、世界経済の新秩序が考えられなければなりません。
自分は一生懸命つくっているけれども、それは全部外国向けだとか、これは給料が高い人だというようなことではなくて、大まかな言い方ですけれども、そういう状態を日本の中でつくり出していくことが、実はこれからの新しい国際通貨秩序を求めていく中での日本の国内市場、国内経済のあり方ではないかという気がいたします。
そういう中で、ほんとうに内需を喚起しながら、将来の国際通貨秩序の確立の中で、どういう日本経済の世界における位置づけというものをやっていくのかということになりますと、単に従来の不況対策というものとは違うという気がするのです。
○栗林卓司君 現在われわれが当面している困難な状況というものを考えますと、あえて二つに分ければ、国際通貨秩序をどう確立するかという問題と、当面する不況をどうやって克服するかという二つになると思います。 国際通貨秩序の確立の問題については、望ましい効果とのかね合いで必要な期間というものもあると思います。時間もありませんので、この点深くきょうはお伺いいたしません。
したがって、IMFの現行通貨制度は改革されなければならないのでございますが、すでに昨年の秋以来、IMFにおいて、為替変動幅の小幅な拡大、あるいは自由変動相場制、あるいは漸進的で小幅な平価調整等の案が検討されているのでございますけれども、日本としては国益と新しい国際通貨秩序の確立という点から積極的に改革を推進する役割りを果たすべきだと思いますが、日銀としてどう考えられますか。