1987-01-21 第108回国会 参議院 決算委員会 第2号
むしろドル安を容認するような発言をベーカー財務長官が公式に肯定していることについては問題じゃないか、こういうようなことでございまして、結論的に国際通貨の安定のために日独がいろいろこれから協力を進めていこう、そのためにアメリカも巻き込んだ形の国際通貨安定対策について積極的な姿勢で臨むことが両国の国際経済に対する責任でもあるのではないか、こういうことで帰ってきた次第でございます。 以上でございます。
むしろドル安を容認するような発言をベーカー財務長官が公式に肯定していることについては問題じゃないか、こういうようなことでございまして、結論的に国際通貨の安定のために日独がいろいろこれから協力を進めていこう、そのためにアメリカも巻き込んだ形の国際通貨安定対策について積極的な姿勢で臨むことが両国の国際経済に対する責任でもあるのではないか、こういうことで帰ってきた次第でございます。 以上でございます。
国際通貨安定対策の一つとしては、黒字国の努力はもちろんでありますが、赤字国の対策も求められておったわけでありますが、今度のドル一〇%の切り下げは、アメリカの責任においてドルの切り下げという形で行なわれたわけでございます。本措置によりまして、日米間の不均衡は均衡の方向に一歩を進めるものであると評価をいたしておるのでございます。