1993-02-03 第126回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
一つは、日本は大変な国際輸出競争力を持ち始めております。そのために貿易摩擦は今慢性化しております。また、海外から資源やエネルギーを輸入して、これ以上商品生産を日本国内で行い、海外に商品輸出して大幅な貿易黒字を計上するということは、国際競争の上からいってもそう許される状況ではありません。つまり外需依存型の経済成長は簡単には実現できない、こういうような大変大きな障壁があります。
一つは、日本は大変な国際輸出競争力を持ち始めております。そのために貿易摩擦は今慢性化しております。また、海外から資源やエネルギーを輸入して、これ以上商品生産を日本国内で行い、海外に商品輸出して大幅な貿易黒字を計上するということは、国際競争の上からいってもそう許される状況ではありません。つまり外需依存型の経済成長は簡単には実現できない、こういうような大変大きな障壁があります。
商工会は、いわゆる定住圏構想とか田園都市構想とか、そうした中でどういう役割りを果たそうとしておるのか、八〇年代のビジョンということをあれだが、むしろこちらからどういうことを考えておるのかというふうな御質問でございまして、先ほども私の意見の陳述の中で申し上げたわけでございますが、やはり今日の日本の高度成長を支えてきたのは、確かに大企業を中心とした国際輸出競争力というようなものが高度成長の大きな牽引力であったと
わが国が、今日までの低賃金、長時間労働による製品コストの切り下げで国際輸出競争をしのいできたことは、欧米諸国の非難の的になったことでも明らかであります。また、日進月歩の技術革新が労働条件向上に向けられるどころか、労働密度は強まり、新たな職業病が生まれ、労働災害が多発するなど、国の労働政策並びに行政指導上、このような状況を放置し、見過ごすわけにはいかないと思います。
第三の、国際収支について見れば、最近の貿易収支は黒字とはいえ、西欧諸国の経済成長の鈍化、世界貿易量の伸び率の低下傾向の中で、国際輸出競争は一そう激化する一方、わが国の資本収支は赤字で、支払いは増加する傾向にあり、断じて楽観を許しません。かかる状態のもとで、農産物輸入が激増していくことは、国際収支、ひいては、国民経済全体に重大な影響を及ぼすものと言わざるを得ない。
二 ア系肥料の国際輸出競争が一層激化しつつある現状に鑑み、更に積極的な輸出振興対策を講ずること。 三 今後の肥料政策は、単に硫安のみに重点を置くことなく、尿素、高度化成等肥料全般にわたるものとし、特にその合理化計画を明確にすること。 以上であります。
○山手小委員 私は価格についてそうした何か強力な措置がとれるような体制をどうしてもつくらなければ、今後自由化した暁には、この国際輸出競争に対処できないんじゃないか、こういうふうな気がいたします。私は価格の点についてそういうふうなことを考えるのでありますが、また角度を変えますと、日本の繊維産業自体の生産の合理化をやらせなければいかぬと私は思うのです。
第二に、品質の改善ということをやっておりますが、これもあらゆる――大きい問題もこまかい問題もございますが、価格低減の問題とともに、品質、性能を改善して国際水準にまで向上させることが国際輸出競争に打ち勝つための要件でもありますので、十九条交付金をもって品質改善に関する種々の調査、研究を行ない、品質改善に努力いたしております。
さらにまた今の設備投資が、長い目で見れば企業の国際競争力を作っておりますから、おそらく昭和三十八年度ごろにはかなりな国際輸出競争力を持つことになると思うけれども、それには時間的な差がある、そうなってきた場合にこの経常収支で今若干の赤字はとにかくとして、相当今二十億ドルの外貨保有に食い込んでも、政府としては若干の自主規制というようなことは、業界に求めても政府自身は絶対に何らの規制措置は講じない、高度成長政策
国際輸出競争も激化しておるというふうな現状でございますので、まず契約の当事者におかれまして最善の努力をされる、ドル建なり円建なり、為替リスクも買手側に負担させるというふうな契約の締結について最善の努力をされる、それにもかかわらずどうしても話がまとまらない、しかもその輸出が船舶の輸出市場の維持開拓というふうな観点からいたしまして、きわめて緊要であるというふうなものにつきましては、ケース・バイ・ケースでこの
今次の借款による新鋭設備の拡充がこれら部門における供給の増強に役立つばかりでなく、生産性の向上による基礎物資の価格安定を通じて、今後ますます激化する国際輸出競争に打ち勝つ力を培養するものと確信いたします。特に投資の増加が国際収支の重大な負担となっておる今日において、この種の措置を講ずることは、真に時宜に適したものと申さねばなりません。
従いまして一部にはこういう高い国内農産物、ないし食糧、この基礎の上に、日本の工業生産が存在をするということになると、どうしてもこれは国際輸出競争力というふうなものにも影響するという考え方が、一部に強く存することは承知をしております。
従ってその結果国際輸出競争は本年よりさらに激化すると思われまするし、また、アルゼンチン等特定市場との間には清算勘定の運営上、貿易不均衡是正の問題が起っておりまして、この面から日本の輸出をはばむいろいろな要因が出て参ると予想されまするので、今後とも輸出の振興につきましては大いに努力する必要があると思いますとともに、輸入につきましても輸出を促進するために一般的輸入を促進するという問題がございます。
○参考人(山際正道君) ただいまお尋ねの点は、国際輸出競争が非常に激しくなりつつございますので、そのためにもおのおの長期延べ払いの条件で物を売るということがだんだん強まってくる。で、初めは三年の年賦で売れたものが、次のともには四年でないと向うが買わないというようなことになれば、だんだん延びて参ります結果、輸出条件がだんだん悪くなりまして、自然に資金の回転が延びる、こういう状況になります。
国際輸出競争に勝つためにはどうしても根源の石炭の価格から下げなければいかんということが前々から叫ばれておりまして、それに即応した一つの施策として主として大手筋になりますが、竪坑の開鑿によつて企業の能率化を図ろうという考え方を持つて只今進んでおるところでございます。
○小笠原国務大臣 今仰せの質問の要旨を実はいただいておらないのでございますが、仰せになつた点は、意失するところは、日本の物価水準を急激にかえないという意味でございまして、私どもも常に日本の物価水準が国際水準より高いから、日本の品物に国際輸出競争力をつけるためにも、漸次水準を下げて行くべきであるというのが私どもの根本の考え方であります。