2021-03-16 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
今農水省からも説明がありましたけれども、この三次補正における御指摘の事業というのは、これはTPP11の、あの昨年の秋でしたか、これに署名されたものであったり、また、日英EPAとか地域的な包括経済連携、RCEPといいましたかね、協定などによりまして国際貿易環境の変化に対応するものだと理解をしております。
今農水省からも説明がありましたけれども、この三次補正における御指摘の事業というのは、これはTPP11の、あの昨年の秋でしたか、これに署名されたものであったり、また、日英EPAとか地域的な包括経済連携、RCEPといいましたかね、協定などによりまして国際貿易環境の変化に対応するものだと理解をしております。
しかし、日本は木材を相当大量に消費いたしますので、現在の国際貿易環境下におきましては、相当量の外材もまた入らざるを得ない、入れなければまた日本の経済の発展もないというような状況にあると思っております。
○小此木国務大臣 甘利委員御指摘のとおり、これまで我が国は、恵まれた国際貿易環境のもとに、官民挙げての努力によって発展してまいったことは言うまでもございません。勤勉な国民性、また、ともすれば創造性に欠けると言われた国民的体質を是正して、外国からの技術の導入をさらに一層発展させた、このような形の中で経済が発展してきたことも、言うまでもないことでございます。
一時強権的に輸入を規制したらどうかという議論がございましたけれども、御承知のとおり、最近の国際貿易環境というのはそういう状況ではございませんで、なかなか強制的にこれを調整するというわけにはまいらないということで、いま申し上げましたような木材需給対策中央協議会というようなものをもちまして、四半期ごとの需要見通しを立て、これによって指導しておるというのが実態でございます。
したがいまして、国内の生産、需給とあわせ、また国際貿易環境に合致するような輸入体制の秩序化ということが、わが国の繊維産業につきましてはアジアの中で先進国の立場にあるということから、絶対に今日必要である、かように考えておるのでございます。
それに対し、わが国の国際貿易環境は今後一そうきびしく、輸出が政府の期待するように伸びる条件は絶対ございません。アメリカのドル防衛政策は、今後強化されることはありましても、緩和されることはほとんど望み薄であります。現に、経常収支は依然として大幅な赤字が続いており、本年一月の赤字は、実に九千九百万ドルにも上っているのであります。
一口に言って、与党がILOそのものを軽視し、労働問題を厄介視し、国際労働関係がそのまま日本をめぐる国際貿易環境にいかに敏感にはね返るかを理解する能力を持たぬ、その近視眼的な国際感覚、労働感覚に、問題の根源がある。八十七号条約問題の処理がおくれているために、ガット交渉その他で日本がどれだけ不利益な立場に置かれているかを、EECへの輸出増大を呼号する政府と与党は、十分理解しているであろうか。
そういう意味において、私どもは積極的に経済外交も展開して参りまするし、また、国際貿易環境の推移等にも十分注意をいたしまして、そうしてそれぞれの市場の特殊性に対しての特殊的な対策を講じて参りたい。