1964-03-17 第46回国会 衆議院 運輸委員会 第18号
現に、現在の観光協会の在外事務所が置かれてないところで、たとえば日本航空の支店があるようなところは、その支店に宣伝嘱託を委嘱するというふうな方法もとっておる次第でございまして、一般旅行あっせん業者、キャリヤー等とは十分に連絡をとって協調を保ちつつやっておる、これが現在のわが国の国際観光宣伝の実情でございます。
現に、現在の観光協会の在外事務所が置かれてないところで、たとえば日本航空の支店があるようなところは、その支店に宣伝嘱託を委嘱するというふうな方法もとっておる次第でございまして、一般旅行あっせん業者、キャリヤー等とは十分に連絡をとって協調を保ちつつやっておる、これが現在のわが国の国際観光宣伝の実情でございます。
またメキシコが年内に日本に在外事務所を設ける、これまた国がやるわけでございまして、とにかく国際観光宣伝というものについては国みずからやる、あるいはそうでない場合には国にかわる政府機関がやるというのが諸外国の行き方でございます。つまりそれだけ国際観光について各国がいわば血の道を上げている、こういうふうに私どもは考えております。
たとえばこの国際観光宣伝についても、最近、御承知のように、非常に各国とも国際観光宣伝というものは激しく行なわれておりますね。ある点においては巧妙に行なわれておるわけでしょう。そのときに、日本の今の観光協会のやり方、あり方などというものは、まことに私はちゃちなものだと思うのです。
○政府委員(梶本保邦君) 法文の順序で申しますと、まず第一の国際観光の振興について、国際観光宣伝の充実強化という点を強く取り上げていきたいと、かように考えております。
過去に国際観光協会ができるまでは、国際観光協会が持っておる使命がどういうふうに行われていたかと申しますと、一つは国際観光宣伝、外国に向って観光宣伝をするという仕事でありますが、これは法律によって日本交通公社が補助金をいただきまして、観光宣伝の活動をいたしておったのであります。いま一つ全日本観光連盟が、これも法律によって補助金をいただきまして、受け入れ態勢の整備をやっていたのであります。
○間嶋説明員 その点につきましては、従来国際観光宣伝を交通公社に委託いたしまして、これに対して二十八年度は約六千万円、二十九年度はだいぶ減りまして四千二百万円、政府の補助金を出しております。これは新しい団体が、公社のやっております国際観光宣伝業務を引き継ぐわけでございます。
これは日本国有鉄道とか交通公社その他を有力な母体として、今後一元的な国際観光宣伝をやりたい、政府もこれに対しては相当な補助を与えて、この協会の育成に対しては力を入れていきたい。
○高田寛君 国際観光事業の振興を図らなければならんということは、すでにその論議が盡されておるのでありまして、この観光事業の振興を図るためにには、一面国内の観光施設の充実を図り、又観光観念の普及を図ると同時に、一方又国際観光宣伝を大々的に実施に移さなければならないと思うのであります。