1986-05-16 第104回国会 参議院 決算委員会 第10号
「また、原審で取り調べられた関係各証拠によれば、橋本についてはもとより、二階堂、福永、加藤らについても、」、この「橋本」というのは私ではありません、「全日空は国際線進出問題、運賃問題等航空政策に関する種々の陳情、働きかけを従前に行っていることがうかがわれるのであるから、これらの者に対し供与された全員も過去の行為に対する謝礼の趣旨を含んだものであったと認められる」とはっきり言っているのであります。
「また、原審で取り調べられた関係各証拠によれば、橋本についてはもとより、二階堂、福永、加藤らについても、」、この「橋本」というのは私ではありません、「全日空は国際線進出問題、運賃問題等航空政策に関する種々の陳情、働きかけを従前に行っていることがうかがわれるのであるから、これらの者に対し供与された全員も過去の行為に対する謝礼の趣旨を含んだものであったと認められる」とはっきり言っているのであります。
○玉城委員 今申し上げました航空会社の国際線進出という問題について中長期的に検討していきたいということは、将来の問題としては国際線への進出ということも否定はされないということですね。
また、先ほど東亜国内航空がこのA3〇〇の問題に関連いたしまして、東南アジアへの国際線進出を運輸省に申請したというようなことは全く事実無根でございまして、私ども同社から仮の話としてでもそういう話は一切聞いておりません。
二 航空局長としては、全日空の国際線進出、国際航空貨物会社の設立はいずれも時期尚早ではないかと考えていた。東亜航空と国内航空との合併については、当時全日空と東亜航空の合併交渉が行き詰っていた状況だったので、大臣の右指示を聞いて、全日空と東亜航空の合併は実現しないと判断した。 以上であります。
○正森委員 そこで佐藤孝行は内村航空局長、住田監理部長ですかに、全日空の近距離国際線進出を許容するというような方針を示して、案の作成を指示しましたね。事務当局はそれに対して、通達作成の必要はないという旨の意見を述べたのではありませんか。
ロッキード社の航空機売り込みと関係があるとは認められなかったというのは、たとえば全日空のいわゆる権益拡大、日中、日台路線を中心とする国際線進出を実現するための権益拡大、こういう問題との関係もなかったという意味でしょうか、それとも、ロッキード社の航空機売り込みと直接関係がなかったというだけの趣旨でしょうか。
○諫山委員 その場合の権益拡大というのは、私が何回も指摘したように、日中、日台路線を中心とする国際線進出の実現という目的のものですか。
この政治献金というのは、日中、日台路線を中心とする全日空の国際線進出を実現するための国会議員に対する働きかけ、こういう趣旨が盛り込まれていたのだと言っていますが、刑事局長、この点はどうですか。私は刑事課長の言葉をそのまま引用したわけですが、法務省の中で意見の食い違いがあるとすれば別です。 〔委員長退席、瀬戸山委員長代理着席〕
この裏金の一億六千万円は全日空の国際線進出をするための賄賂資金だ、これは全日空のトライスター売り込み、権益拡大と一致をしていて、この一億六千万円は徹底的に究明されなければならないということを言ったところが、稻葉法務大臣は、それは当然のことであります、それは遠くないということを覆われました。
つまり社報ですけれども、この中では国際線進出問題が非常に強調されている。党の調査によりますと、これを藤原亨一経営管理室長らが、いわゆる運輸族議員や運輸委員の間に配って歩いております。このことについて御承知になっておられますか。
○中島委員 いまの段階でもまだ刑事局長は捜査進行中ということでありますが、しかしこれは、もっとはっきりさせれば、追加八機のオプションをやって国際線進出ということは全日空にとってはもう至上命令であった、これは容易に想像される問題であります。この一億六千万円は国際線進出を進めるための賄賂資金だったということは、これはもう非常にはっきりしている問題じゃないか。
つまり取り下げと引きかえに、あなたの方は全日空に対して、日台路線の方は待て、そのかわり運輸省の方でも、例のいままで来た一連の、四十五年から四十七年といういままでの路線を少し変更するみたいな、近い将来の国際線進出への保証というようなものが、そのときの、取り下げるときの条件になっているのじゃありませんか。
またそれに符節を合わすごとき運輸省の国際線進出への方向をもう示唆しておる、含みとして持っておるということ、このことが全日空のトライスターの導入と非常に大きなかかわり合いがあるというこことを、私はこの際指摘をしておきたい、こう思うわけであります。 時間がございません。いまの運輸省の答弁を踏まえまして、さらに具体的な資料の要請を実はしたいと思います。
○久保委員 なるほど国際線の常識から言えば、いまの御説明のとおりでありますが、これを開始することが日航にとって国際線進出の一番いい時期であったかどうかの判断ですね。今日政情も安定したとはいうものの、形は安定したが、日韓会談一つとっても野党がかなり猛烈な反対をやっている、こういうさ中であります。
〔木村(公)委員長代理退席、三和委員長代理着席〕 この点についても、私どもとしては、今後一生懸命に勉強していきたい、掘り下げていきたいと思いますが、さしあたっての問題といたしましては、日本航空の国際線進出がある程度円滑に行なわれるに至るまでは、しばらくの間は現在の全日空、日本航空の提携関係をできるだけ強化させる。
しかしそれでは時期を失する点もありますし、また非常に延びて参りますので、日航としてもできるだけ国際線進出の準備を進めておきたい、こういう気持があると思います。