2003-05-20 第156回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
成田空港は、我が国の国際線旅客そして国際線貨物の約六割を担う、我が国にとって極めて重要な空港でございます。しかしながら、その着陸料は世界で最も高い水準となっておりまして、諸外国の航空会社からも批判の的となっております。その水準を引き下げることは、日本経済を活性化する上でも極めて意義のあるものと考えております。
成田空港は、我が国の国際線旅客そして国際線貨物の約六割を担う、我が国にとって極めて重要な空港でございます。しかしながら、その着陸料は世界で最も高い水準となっておりまして、諸外国の航空会社からも批判の的となっております。その水準を引き下げることは、日本経済を活性化する上でも極めて意義のあるものと考えております。
また、ターミナル地域の拡充整備は、仮に順調に進んだとしても相当の期間、五年程度はかかるわけでございますので、この間の混雑緩和対策も積極的に進める必要がある、こういう観点から、エプロン施設の増設、あるいは国際旅客ターミナルビルの増築とか、さらには国際線貨物ビルの増築、こういったものを極力進めて、処理能力の増大に対応していきたい、このように考えております。
したがって、将来の日航は、やはり国策会社ですから、長距離国際線、貨物、こういうものを今後新しい分野として開拓するなり、また担当すべきものだ。他の二社は、これは純然たる民間企業でございます。閣議了解の線によってこの二社をいかに育成強化していくか、これがこれからの課題だろうと思います。