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171件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-11-21 第195回国会 参議院 本会議 第4号

そして、テロを防ぐためには、国際組織犯罪防止条約締結により可能となった条約加盟国との間でのテロ犯罪に関する情報共有を密に行うこと、加えて、何よりも最悪の事態を想定してシミュレーションを繰り返すことが大切であります。政府には、日頃から万が一に備えていただくことをお願いをしたいと思います。  

橋本聖子

2017-06-16 第193回国会 参議院 予算委員会 第19号

既に百八十七の国と地域締結している国際組織犯罪防止条約締結できることになったことで、今後、こうした協力関係を構築をし、我が国テロ組織による犯罪を含む国際的な組織犯罪抜け穴となることを防ぐことができるようになったと考えています。  今後、速やかに条約締結に向けた手続を進めてまいりたいと思います。  

安倍晋三

2017-06-15 第193回国会 参議院 本会議 第33号

国際組織犯罪防止条約、TOC条約に加入するために新たな立法が必要になるという論法には無理があることが、これまでの委員会における審議で明らかになっています。国連立法ガイドを執筆した刑事法学者ニコス・パッサス氏は、条約テロ防止目的としたものではないと明言し、条約締結するだけではテロ防止にはならないと語っています。

田名部匡代

2017-06-15 第193回国会 参議院 本会議 第33号

法案は、昨今世界各地テロ行為が頻発する情勢の中、テロを含む重大な国際的組織犯罪未然に防ぐため、国際協力体制強化を図る国際組織犯罪防止条約いわゆるTOC条約締結することを目的とし、そのための国内担保法制定を目指しています。  テロリストが国境を越え、活動し、貴重な命をも奪う事件は頻発しております。

西田昌司

2017-06-15 第193回国会 参議院 本会議 第33号

国務大臣岸田文雄君) 国際組織犯罪防止条約意義についてお尋ねがありました。  まず、一般論として、国際的な組織犯罪テロ活動との間には強い関連性があるということが指摘されていますし、本条約に向けた交渉過程においても、対象犯罪を具体的に列挙すべきではないかという議論の中で、テロ活動がその対象となっていました。

岸田文雄

2017-06-15 第193回国会 衆議院 本会議 第34号

政府国際組織犯罪防止条約の批准のためと言いますが、この条約マフィアなど経済犯罪に対応するためのものであり、テロ対策条約ではありません。このことは、この条約締結するための国連立法ガイドを作成したニコス・パッサス教授が、条約目的テロ対策ではないと断言していることからも明らかです。  

志位和夫

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

国際組織犯罪防止条約、TOC条約に新たな立法が必要になるという論法に無理があることは明らかです。しかも、これまでの共謀罪と中身は一緒じゃありませんか。組織犯罪処罰法テロ等準備罪と名前を変えただけじゃありませんか。東京オリンピックパラリンピックにかこつけて、法整備ができなければ開催できないと総理は発言していますが、まさに総理による印象操作じゃないんでしょうか。

白眞勲

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

テロを含む国際的な組織犯罪未然防止する、そのためにも国際組織犯罪防止条約締結は不可欠です。条約締結できれば、締結国の間において捜査共助逃亡犯罪人引渡しが円滑、迅速にできるようになり、国際組織犯罪捜査に大いに資することが期待されます。  我が国では、二〇〇三年、社民党を除く各党の賛成で条約締結についての国会承認がされました。

佐々木さやか

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

今回の組織的犯罪処罰法改正案は、国際組織犯罪捜査国際協力を可能とする国際組織犯罪防止条約いわゆるTOC条約締結に伴い必要となる法整備を行おうとするものであります。テロ等に立ち向かう国際的な連携に入れない、ひいてはテロ行為を防ぐ国際的なネットワークの抜け穴になるおそれがあるという我が国状況は、一日も早く解消されるべきであります。  

佐藤正久

2017-06-13 第193回国会 参議院 法務委員会 第18号

参考人福田充君) まず一点目でございますが、国際組織犯罪防止条約自体がテロ対策とどう関係があるかということだと思います。  これにつきましては、国際安全保障研究者若しくはその実務に携わっている方、様々たくさんの方がおられますけれども、実は様々な解釈が存在していて、いろいろな方がいろいろなことをおっしゃっています。

福田充

2017-06-13 第193回国会 参議院 法務委員会 第18号

一つ目国際組織犯罪防止条約、TOC条約締結二つ目は二〇二〇年の東京オリンピックパラリンピックに向けたテロ対策強化三つ目テロ事件未然に防ぐためのリスクマネジメントの確立です。この三つ論点は時間が切迫した喫緊課題であり、この三つ課題を同時に解決するための方策がこのテロ等準備罪だと考えられます。  一つ目論点です。  

福田充

2017-06-08 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号

政府参考人水嶋光一君) カンナタチ特別報告者が、国際組織犯罪防止条約やこの今御審議いただいています法案の提出に至る背景や議論状況についてどの程度理解をした上で公開書簡を発出したかにつきましては、政府として一概には申し上げられないと思っております。  ただ、その上で申し上げますと、先ほど委員からも御指摘ございましたが、このテロ等準備罪国際組織犯罪防止条約締結するために必要なものであります。

水嶋光一

2017-06-08 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号

政府参考人水嶋光一君) 米国におきましては、国際組織犯罪防止条約を二〇〇五年に締結をしております。それ以来、同条約に基づいてこれまでに他国に対して二百回近くの逃亡犯罪人引渡請求を行っていると承知をしております。その中には、自国民殺害計画に係る犯罪人詐欺罪資金洗浄罪に係る犯罪人児童ポルノ犯罪に係る犯罪人等引渡請求等が含まれていると承知をしております。

水嶋光一

2017-06-02 第193回国会 衆議院 法務委員会 第19号

国際組織犯罪防止条約は、締約国に対しまして、合意罪または参加罪の少なくとも一方を、その未遂または既遂とは別に犯罪化することを義務づけております。  しかし、現行法上は、参加罪は存在しない一方、共謀罪陰謀罪が設けられているのはごく一部の犯罪にすぎない上に、予備罪は、予備行為処罰するもので合意処罰するものではなく、客観的に相当の危険性がなければ処罰対象とはならない。  

金田勝年

2017-06-02 第193回国会 衆議院 法務委員会 第19号

テロ等準備罪処罰法案は、既に百八十七の国と地域締結済み国際組織犯罪防止条約締結するために必要な法整備を行うものであります。そして、テロ等準備罪は、過去の法案への批判や懸念も踏まえて、本条約第五条1の(a)の(1)に定めるオプションを活用し、要件を明確にするとともに、処罰範囲を限定したものであります。  

金田勝年

2017-06-01 第193回国会 参議院 法務委員会 第16号

糸数慶子君 国際組織犯罪防止条約これは、各国が国内法化する際のガイドラインとして作成された立法ガイドパラグラフ四十三には、国内法起草者は新しい法が国内法的伝統原則及び基本法と合致することを確保しなければならないというふうにされておりますが、計画罪の立案に当たっては、先ほどから述べている現在ある刑事法との整合性を考えるということは必要なことではないでしょうか、伺います。

糸数慶子

2017-06-01 第193回国会 参議院 法務委員会 第16号

政府参考人林眞琴君) 平成十七年四月一日の時点におきまして、国際組織犯罪防止条約上重大な犯罪とされる死刑又は無期若しくは長期四年以上の懲役若しくは禁錮の刑が定められている罪は、犯罪行為の態様に着目して考えます、数えますと六百十九個でありまして、また、性質上その共謀対象とならない過失犯及び未遂犯に係るものを除きますとその数は六百十五個でございました。  

林眞琴

2017-05-30 第193回国会 参議院 法務委員会 第15号

政府参考人林眞琴君) 国際組織犯罪防止条約の第五条の1(a)は、重大な犯罪合意又は組織的犯罪集団活動への参加の少なくとも一方を、その未遂又は既遂とは別に犯罪化することを義務付けております。そして、今回新設するテロ等準備罪は、国際組織犯罪防止条約第五条1の(a)を担保するために、この中の重大な犯罪合意というものを犯罪化するものでございます。

林眞琴

2017-05-29 第193回国会 参議院 本会議 第27号

国際組織犯罪防止条約締結意義についてお尋ねがありました。  今般のG7タオルミーナ・サミットにおいては、英国マンチェスターでのテロ事件を受け、国際社会喫緊課題であるテロ及び暴力的過激主義対策について真剣な議論が行われました。そして、その結果、首脳間で採択されたテロに関するG7特別声明では、国際組織犯罪防止条約を含むテロ対策実施重要性が強調されました。  

安倍晋三

2017-05-29 第193回国会 参議院 本会議 第27号

我が国治安の向上及び国際組織犯罪防止条約等の締結必要性についてお尋ねがありました。  我が国は、二〇一九年にラグビーワールドカップ、二〇二〇年に東京オリンピックパラリンピック競技大会開催を控えており、治安対策は最重要課題一つであると認識しており、政府一丸となってテロ対策に万全を期し、開催国としての責務を果たしてまいります。  

安倍晋三

2017-05-25 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第21号

テロ等準備罪は、百八十七の国・地域締結している国際組織犯罪防止条約締結するためにも必要であるということ、さらには、本法案は、本条約が認めている組織的な犯罪集団が関与するとの要件及び合意内容を推進するための行為を伴うとの要件の双方を活用した、他の締約国と比して厳格な要件を定めたものであり、プライバシー権利や表現の自由を不当に制約する、あるいは恣意的運用がなされるといった指摘は全く当たらないということ

岸田文雄

2017-05-23 第193回国会 衆議院 本会議 第27号

この国際協力を飛躍的に強化させることができる条約国際組織犯罪防止条約いわゆるTOC条約です。本法律案が成立し、TOC条約締結できれば、捜査当局同士の直接のやりとりによる捜査共助迅速化、日常的な情報交換の促進、さらには本条約に基づく逃亡犯罪人引き渡しの請求をすることが可能になります。  この点、TOC条約締結には、特段の国内法整備は不要であるとの意見があります。

吉田宣弘

2017-05-23 第193回国会 衆議院 本会議 第27号

国際組織犯罪防止条約締結するための国連立法ガイド作成中心人物であるニコス・パッサス米ノースイースタン大学教授は、条約目的テロ対策ではないと断言しています。同条約作成過程では、日本政府初めG8のほとんどの国が、テロリズムは本条約対象とすべきでないと主張していました。当事者の証言からも条約作成の経過からも、本条約テロ防止条約でないことは明らかです。  

藤野保史

2017-05-23 第193回国会 衆議院 本会議 第27号

テロを含む組織犯罪未然防止し、これと闘うための国際協力を促進するための国際組織犯罪防止条約いわゆるTOC条約締結は急務であります。  法務委員会では、野党の議員や一部の参考人から、現行法のまま何らの法整備をしなくてもTOC条約締結することは可能であるなどという見解が示されました。

平口洋

2017-05-23 第193回国会 参議院 法務委員会 第13号

そもそも国連は、累次の国連総会決議安保理決議により繰り返し表明しておりますとおり、我が国を含む残された数少ない未締結国に対しまして国際組織犯罪防止条約早期締結実施を求めている、プライバシー権利特別報告者は独立した個人の資格で人権状況の調査、報告を行う立場にあり、その報告勧告等国連立場を反映するものではないものと考えております。  

金田勝年

2017-05-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号

先日の法務委員会における参考人の質疑において、海渡参考人が、概要ですけれども、立法ガイドパラグラフ四十三にある、国内法的原則と一致するようにするという旨の記載、及びUNODC口上書にある、本条約犯罪化の要求を満たすために本条約と同じ方法で規定をされる必要はないという旨の記載を理由として、国際組織犯罪防止条約、TOC条約の五条の義務を履行するための新規の立法措置は不要であるという御意見を表明されました

吉田宣弘

2017-05-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号

テロ等準備罪処罰法案を成立させて国際組織犯罪防止条約、TOC条約早期締結することは、テロを初めとする国内外の組織犯罪への対策として高い効果を期待できるものと考えており、極めて重要だと考えております。  その上で、修正案を含む本法案が成立した場合のことを御質問でございます。  改正法が適正に施行されるために、法の趣旨あるいは内容の周知といったものに努めていく、そういう所存であります。

金田勝年

2017-05-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号

林政府参考人 これまで法務省において、この問題については、さまざまな御意見を踏まえて、国際組織犯罪防止条約締結するためにどのような法整備が必要かという観点で検討を行ってきたわけでございます。  その中で、平岡法務大臣のときに、平岡法務大臣から御指摘のような御指示があったことは承知しております。

林眞琴

2017-05-18 第193回国会 衆議院 本会議 第26号

さらに、政府は、テロ等準備罪だ、テロ対策だと言いますが、高山佳奈子参考人が明確に述べたように、国際組織犯罪防止条約マフィア等による国際的な経済犯罪対象とするものです。この条約目的テロ防止ではないことは、同条約立法ガイド作成中心となったニコス・パッサス氏が明言しています。何より、日本政府自身が、この条約制定に当たって、テロリズムを含めるべきではないと主張していたではありませんか。  

畑野君枝

2017-05-18 第193回国会 衆議院 本会議 第26号

今回のテロ等準備罪処罰法案は、国際組織犯罪防止条約我が国締結し、国際社会と手を携えてテロ等組織犯罪に立ち向かっていくために不可欠なものであります。  国際組織犯罪防止条約は、平成十五年に既に国会で承認されているにもかかわらず、国内担保法が未整備であるため、我が国はいまだ締結できておりません。  

今野智博

2017-05-16 第193回国会 衆議院 法務委員会 第17号

まず、本法案は、国際組織犯罪防止条約締結して、国際社会と協調して国際的な組織犯罪防止、根絶するための協調体制をとる必要があるということと、他面で、実質的に考えて、テロが九・一一以降世界各地で頻発して日本人がその犠牲になる、あるいは日本がその標的になるという事実がございまして、テロの危険が日本に迫っている、テロの危機が増大しているという中で、国民生命、安全、財産を保護するという必要、この二つの側面

椎橋隆幸

2017-05-15 第193回国会 参議院 決算委員会 第8号

一方で、国際組織犯罪防止条約、TOC条約第五条は、締約国に対し、重大な犯罪を行うことの合意又は組織的な犯罪集団への参加の少なくとも一方をその未遂又は既遂とは別に犯罪化することを義務付けておるわけであります。しかし、現行法参加罪は存在しない一方、共謀罪陰謀罪が設けられているのはごく一部の犯罪にすぎません。

金田勝年