1990-03-27 第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
その後は、甘味作物の生産の回復もございまして、国際糖価水準は大体百ポンドないしは百五十ポンドの水準で推移してきたということでございます。 それで、ごく最近の状況を見ておりますと、発展途上国を中心とした消費の伸びが顕著に見られておりまして、在庫率が年々減少をしております。
その後は、甘味作物の生産の回復もございまして、国際糖価水準は大体百ポンドないしは百五十ポンドの水準で推移してきたということでございます。 それで、ごく最近の状況を見ておりますと、発展途上国を中心とした消費の伸びが顕著に見られておりまして、在庫率が年々減少をしております。
それから、それ以前においては、国際糖価水準の関係で相当長い期間にわたって行われていなかったということがございます。そういうことで、当該売り戻し数量にかわり得るものとして、事業団への売り渡しの申し込みをしたものの通常年における指定糖の輸入実績数量等を基礎として農林大臣が定める数量をとるということにいたしたものでございます。
日本側の業界は、いま先生おっしゃいましたとおり、長契豪州糖価格を国際糖価水準にまで引き下げるべしというポジションをとっておりますけれども、先方はかなり日本の事情なり日本の立場に理解を示しながら、まだ今日までのところでは具体的な価格水準の提案を提示するには至っていないわけでございます。
○政府委員(今村宣夫君) 問題は、引き取りますときに、要するに、時価で引き取るのか、あるいは国際糖価水準で引き取るのかという、そういう引き取り条件の問題が一つあります。現在は、時価の方が国際取引価格水準よりも下がっておりますから、引き取る力としては安い方がいい、こういうふうになるわけです。そこで、売る方としましてはそれはやはり高い方がいいという、こういう問題がございます。
御承知のように、五年ごとに目標生産費をきめまして、それに基づいて毎年の砂糖の合理化目標価格をきめて、それと同時に国際糖価水準等を勘案いたしまして、安定すべき砂糖の粗糖ベースの上下限価格をきめるということになっておるわけでありまして、その前段の作業としましての目標生産費についての諮問に対する答申があったわけでございます。
もちろん、過去の国際糖価水準に戻ることはなかろうという判断をわれわれはしておるわけです。したがいまして、倍に安定帯価格を引き上げたわけでございますが、さりとて現在の三百ポンドをこえる価格水準というものはなぜ出てきているかということにつきましては、もちろん需給問題がタイトであるということは言えると思います。
端数は省略させていただきますが、そういうことで考えましたのも、従来からの相場観なり、相場といいますか、価格水準、国際糖価水準というものが相当高値で推移するという見通しに立ったからでございます。
したがいまして、かつては二十年間の国際糖価水準を織り込みましていろいろ考えてま いったわけでございますが、今回は、最近の値上がり時を考えまして、大体四十六砂糖年度以降の三年程度のものを考えながら、ただ、その変動幅というものは長期のものをとっていくというような考え方で、一応国際糖価の最近の上昇傾向を考えるということにいたしておるわけでございます。
そこで問題は、現在のような情勢のもとにおきまして、国際糖価水準をどのように今後落ちつくものだというふうに見込むかということにかかってくるかと思うのでございますが、ただ、現在の国際相場は非常に高い水準が出ておりますが、これらの理由を考えてみますというと、一つには需給の問題もございますけれども、本年のドイツのリヒト社という最も権威のある社の推定によりましても、本年は四年ぶりに需給関係は良好に向かうという
したがって、そういうふうな立場からいたしますれば、多少国際糖価水準との乖離はあっても、ひとつこの際この地域におけるサトウキビの生産を増強するという一点にしぼって、そして価格政策についても、いままでの御指摘のいろいろな問題点を十分勘案してきめるべきである。
○小暮説明員 先ほどビートとか甘蔗等の例で国際競争力云々と申し上げておしかりを受けたわけですけれども、これは別に国際糖価水準を裸で日本に持ち込んで、それに対抗できるようなビートや甘蔗をつくるわけではありませんで、御承知のように、むしろ世界に類例のない程度の関税及び消費税あるいは課徴金というものを二重、三重に取りまして実現した糖価水準、それに対して、さらに生産の努力をしながら、逐次その人為的に大きく高
そういう関係で、国内的に国際糖価水準に均衡がとれるような形を、急速にはできませんが、逐次進めていく。しかも、生産者が生産を進めていく上におきまして支障のないように、より生産に励み得るような形に進みたい、こういう考え方でございます。
それほどまでになぜ早くことしは取引価格がきまったかといえば、ほかにいろいろ理屈を言う人もあるだろうが、私に言わせれば、この法案もあることだから、早くきめないでごたごたごたごたしておったら、これはまた難くせをつけられちゃ困るという気持ちも、食糧庁のほうにあって、そこで精糖業者に早く、とにかく少々譲ってもいいからきめてやる、いまは国際糖価水準も高いのだから、少々譲ったって、とにかく早くきめれば取引水準も
○政府委員(齋藤誠君) 一つには、いま申し上げましたように、昨年度の十月、十一月ごろ十セントないし十一セントぐらいの国際糖価でありましたので、まあ最近では七セント五十とか、七セント三十とかいうようなところに、国際糖価水準自身が下がってまいりました。必然国際糖価につれて国内の卸売り価格も下がってまいる、これが一番大きな原因だと思います。
ですから、私の強調する点は、現在の国際糖価水準というものは非常に高値であります。国際糖価水準が高いということに安易感を持って、だから自由化をやっても差しつかえないということでは、非常にたよりないと思うわけです。
あれが国内糖価についての政府の安定させる価格水準であるというふうにごく最近とられてきておるのですけれども、三十四年の発足のときにさかのぼりますと、三セント四十五、百二十二円と言いましたのは、当時の国際糖価水準、さらにてん菜糖のコストの問題とを突き合わせてみて、三セント四十五と百二十二円が見合うと考えられた。
外貨の支出も現在までの段階でも年間一億ドル、しかしこれはいまのような国際糖価水準からいえば、もっと日本のドルを失うことになるのではないかと思うわけです。