2008-10-08 第170回国会 衆議院 予算委員会 第5号
国際米価が三倍とも言われる中で、ミニマムアクセス輸入が国際価格をつり上げる影響があることも言われている中です。 一方、生産調整の目標を達成できなかった農家には、今、厳しいペナルティー、各種補助事業の補助金を出さないということが言われております。そのうちの一つ、千葉県の匝瑳市では、一俵一万三千円する新米、先ほどおっしゃいましたおいしいお米、これを泣く泣く三千円、キロ五十円でえさ米に回しました。
国際米価が三倍とも言われる中で、ミニマムアクセス輸入が国際価格をつり上げる影響があることも言われている中です。 一方、生産調整の目標を達成できなかった農家には、今、厳しいペナルティー、各種補助事業の補助金を出さないということが言われております。そのうちの一つ、千葉県の匝瑳市では、一俵一万三千円する新米、先ほどおっしゃいましたおいしいお米、これを泣く泣く三千円、キロ五十円でえさ米に回しました。
食料危機の状況を一番よく示しているのが国際米価の動きでありますが、ここ三か月ほどで国際米価がほぼ二倍となりました。四月十八日には東南アジア産の米輸出価格が一トン一千ドルを超えたと伺いました。米や小麦は日常生活で不可欠な物資であります。価格の上昇が特に発展途上国で深刻な事態を引き起こしています。フィリピンではお米を取り扱っているお店の車両がゲリラに襲撃されました。
その結果といたしまして、国際米価は四カ月で倍になりました。ところが、アジアには八億人の飢餓人口がおります。この大部分はお米を主食としております。だから、そういうふうな面でも、私は、日本の大量のお米の輸入というのは、アジアのそういう飢餓人口及びその周りにまだたくさんおります貧困人口を危機に陥れるような政策であると思います。
また、アメリカ南部では今インディカしかつくっていませんけれども、例えばテキサス州などでは市場さえあればあすにでもジャポニカをつくれる、こういう報道もされているという状況の中で、例えば、例えばですけれども、日本がお金に物を言わせて米を買い付けるという行動に出て今の飢餓輸出水準にある国際米価が相当上昇したという場合に、ジャポニカの生産がふえる可能性がないのかどうか、いかがでしょうか。
○後藤政府委員 国際米価と申します場合に、米の輸出国の国内価格と考えるか、国際市場価格と考えるかという問題がございます。国際市場価格につきましては、現在、特に米の輸出競争が非常に激しゅうございまして、いろいろな輸出奨励措置がとられているということも考えてみなければいけない問題だと思っております。
○柳澤錬造君 それから、これはもう皆さんも言いたくないし、なかなか言わぬからあれだけれども、やっぱり国民に知らした方がいいと思うからお聞きをするんですけれども、日本の生産者米価と国際米価との対比がどうなっているかということです。
しかも、海を越えて向こうから、あるいは財界の方は、二言目には国際米価の問題を持ち出して、そして米を輸入せよというようなことも言われている中で、こういう不作が続いてくる、米がいよいよ足らぬようになるということになりますと、輸入ということもこれは非常にせっぱ詰まったような話になっていくわけですが、ゆめゆめそういうことにならないようにやってもらいたいという立場でお尋ねをしているわけです。
〔委員長退席、菊池委員長代理着席〕 そこで一つは、これは一般論として、米などは、世界の人口もふえるし、冷災害で非常に不安定な状態もあるのだから、財政的な問題を考えると国際米価がトン約十万で日本のが大体三十万だから、三分の二の負担をして外国へ出すなどということはできないという話がよくあるわけですけれども、そういう財政上の理由で米を輸出するという問題を顕著に取り上げられないのか。
ちなみにちょっとつけ加えて御説明を申し上げますと、食管会計に仮に六十五億円の借款が入ってきて、それで十万トンといいましても、日本の米価は御承知のように、国際米価の五倍くらいに相なっております。国際米価はトン当たり大体六万円前後でございますが、わが国の食管の金利、倉敷、その他を入れますと、トン当たり三十二、三万円に相なっております。約五倍強であるわけでございます。
でありますから、振り返って見ますと、米価におきましても国際米価の五倍もする、肉も三倍、五倍もするというような状況になっております。しかし、これは私は当然政府として農山漁村民を保護するためにとるべき措置である、このように考えております。
一番大きな問題は、何といっても日本の米価が国際米価に比べまして六倍強の価格に相なっておるという点でございます。今回インドネシアからの、食糧輸入のための借款の申し入れがございまして、六十五億円というものを政府では借款に応ずるということでございますが、これはタイから輸入をするということをインドネシアでは計画しておったようでございます。
しかし、私は大局的に考えまして、高度経済成長の中で都市勤労者の所得は年々向上してきた、それに農山漁村が一体追いついていけるのか、こういうことで、やはり所得格差、地域的な所得の格差があってはいけない、産業問格差があってはいけない、そういうようなことで、農林省も財政当局を強く動かして今日までやってまいりました結果、先ほども出ましたように、国土資源の関係もありますが、特に米価においても国際米価に比較して五倍
しかし、その際私申し上げておいたのでありますが、国際米価は大体トン六万円程度でございます。ところが、わが国の米価は割り高になっておりまして、約五倍でございます。そこで、これを仮に輸出するといたしますれば、トン当たり約二十九万円くらいの犠牲を食管で払わなければ輸出できないということに相なるわけでございまして、それだけ来年度の農林予算の方にも食い込んでくる、影響を与えかねないという問題もございます。
米づくりを例にとりますと、日本の米価は、国際米価の約三倍と言われる非常に高米価でございます。しかしながら、現実には米づくりだけでは、農家は食っていけない。ここに国際米価の問題と、国内の米価の問題の矛盾がございます。また総合農政の中で、米づくりをどういう方向に持っていくか、農業問題として非常に大切な問題を含んでおるように思っております。
しかし、こういうのは、実績から見ますと、あの時分にはやはり国際米価、しかも現実には援助というような形でありますので、かなり価格を安く仕切っております。しかも、十年据置きの二十年償還とかいうふうなことでございます。
それが昨年の干ばつで東南アジア全体に非常に米が不足して、国際米価が暴騰したというようなことがあったわけでございます。したがいまして、穀物、特に米の需給というものを考えた場合に、長期的にずっと不足であるかどうかという点には非常に検討すべき問題があるのではないかというふうに考えております。
そうして、一方で国際米価というものと比較してみると、日本の米価は非常にいいところへとどまっている、こういう状況になっております。しかし、なかなか米価は高いが、いわゆる近代的産業としての生産性は向上されたのかどうか、こういうことを見ると、私はくふうすべき点が非常にあるように思います。
現在の生産者米価は、国際米価に比較しますと非常に高いものであります。しかもなお、農民の収益は十分保障されてはおりません。政府は農協関係者の要求に譲歩して生産者米価の引き上げを予定しながら、その財政負担を一定限度内に押えて消費者米価に転嫁するという一手段としてこの方法が考えられたと思いますが、これでは政府がいままで実施してまいりました農業合理化政策に完全に矛盾いたします。
さらに、農地の固定資産税に関しましては御承知のように昭和二十五年以来かなり引き上げましたので、そういった面、さらに食料の価格というものが自由価格ではなくって、従来この公定価格、統制価格によって国際米価よりも低く押えておりました時期も非常に長かった。現在は国際米価とバランスがとれておりまするが、そういった数点の理由によりまして、農業事業税を本年度からやるということは時期尚早と考えたわけであります。
たとえば大蔵省の中には国際米価にさや寄せしようというような基本方針を持っておるようであります。そしていろいろな態度をとって大蔵省は農相に対してデモンストレーシヨンをやっておる。
で、かすに日にちをもってやってもらわなければ困るわけなのでありますから、米価の問題につきましては、ただいまお話しのごとく、米価を国際米価に持っていけ、これは理想ではありますが、私がもし南米のブラジルの経済審議庁長官であれば、私はもっと楽に仕事ができたと思いますが、日本の国のこの資源のないところでこれだけの多数の人がいる以上は、米価のごとき、国際米価に持っていくということは、これは至難のことなのでありまして
この指定の問題につきまして非常にたくさんの指定をいたしますと、またお互いに競争をして国際米価を上げるという非難がございます。あまり少い指定でございますと独占的な商社に引きずられるという形になる懸念がありますので、そこをどの程度にすじを引くかという問題はむずかしい問題でありますが、ビルマにつりまして、それがそのまま今日に至つているのであろうと思います。