2015-04-14 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
○政府参考人(松島浩道君) まず、耕作する稲作農家と畜産農家の結び付きが前回に比べましてしっかり拡大してきているという面がございますのと、それから配合飼料メーカーにとりまして、近年、国際穀物価格の高騰という中で、また為替の変動という中で、安定的な価格で供給できる国産米に対する評価というのは高まっているという点があろうかと思っております。
○政府参考人(松島浩道君) まず、耕作する稲作農家と畜産農家の結び付きが前回に比べましてしっかり拡大してきているという面がございますのと、それから配合飼料メーカーにとりまして、近年、国際穀物価格の高騰という中で、また為替の変動という中で、安定的な価格で供給できる国産米に対する評価というのは高まっているという点があろうかと思っております。
国際穀物価格は、小麦、大豆、トウモロコシは一昨年秋ぐらいから、米は昨年秋ぐらいから大変高騰しております。 こういった穀物価格の高騰につきましては、いろいろ理由が言われておりますけれども、その中には例えば投機資金の流入といった御指摘もありますけれども、私たちとしましては、やはり需要の増大に対して供給が追いつかないという需給の逼迫が基本的要因になっているというふうに思っております。
こうした国際穀物価格の高騰の背景についてでありますけれども、よく言われますのは、穀物市場に投機資金が入っているという指摘もございます。我々としては、そういった要因も当然あるとは思いますけれども、基本的には、今御指摘のあったような中国、インド等の途上国の経済発展による需要増大、まずこれがあるかと思います。
ですから、その意味でも、今は、それと、WTO協定以来、穀物メジャーなどが買いたたきなどで国際穀物価格が暴落をしているということの中で、アメリカ政府もいったん廃止した価格保証を復活させるとか、そういうことに出てきているわけですから、ここは本当に、農業者に押し付けていくんじゃなくて、国として農業を切り捨てるようにしないで、本当に真正面から立ち向かっていくということが必要だというふうに思うんです。
○西藤政府参考人 先生御案内のとおり、我が国の穀物消費のうち国内で基本的に自給できる米につきましては、今ほど来御論議がありましたような供給安定対策という状況になっていると理解しておりますが、あわせて、穀物全体あるいは食料全体の安定供給という視点で、私ども農林水産省として、大宗を輸入に依存しております小麦、飼料穀物あるいは食品用大豆等についてそれぞれ備蓄の対応を行うと同時に、現在も、国際穀物価格等、北米
そうして、最近その再来を思わせるような国際穀物価格の高騰が続いているところであります。日本の国の独立を守り、そして経済的にも自立していく上でも食糧の自給率の大幅引き上げは不可欠の問題であります。したがいまして、農政上の当面する問題といたしまして、私どもは以上の点を強調させていただきたいということを申し上げて、私の意見を終わりたいと存じます。 ありがとうございました。(拍手)
逆に申しますと、たとえば昭和四十七年に国際穀物価格が高騰いたしましたが、そのときはこれに追随して麦の売り渡し価格を引き上げることをしませんでした。そのために、三カ年で二千五百億の逆に赤字を出したというようなこともございます。
○宮崎説明員 飼料の値上がりにつきまして、政府としてもある程度の価格差補てんと申しますか、そういうことを考えるべきではないかという御趣旨かと思いますが、今回と申しますか、二月のえさの値上がりを見ておりますと、その原因といたしましては、国際穀物価格が非常に上がっておるという理由もさることながら、それ以外に、海上運賃が非常に上がったとかあるいは為替相場が非常に変動いたしまして円安になったとか、さらには国内