1997-05-20 第140回国会 衆議院 文教委員会 第13号
この点につきましては、私もちょっと見る機会がございまして、国際物理学会の元会長の山口嘉夫先生が「任期制をきめた前夜」という文章を書かれておりますので、ちょっと御紹介したいのですけれども、この任期制については、当時「意外にも——というのは我々の若気の至りであろうが——朝永・坂田先生等の素粒子論のリーダーたちから反論があった。」
この点につきましては、私もちょっと見る機会がございまして、国際物理学会の元会長の山口嘉夫先生が「任期制をきめた前夜」という文章を書かれておりますので、ちょっと御紹介したいのですけれども、この任期制については、当時「意外にも——というのは我々の若気の至りであろうが——朝永・坂田先生等の素粒子論のリーダーたちから反論があった。」
すでに国際物理学会におきましても新しいエックス線等が発見されまして非常に貢献をしておる事実もあります。私はこういうことについてはまだまだ深く問題を研究する必要があろうと思っております。そしてまた、宇宙開発推進本部ができまして以来、大学の研究開発の限界というものは明らかに示されておるわけであります。
○日野委員 ただいま岡崎外相の弁明を聞きますと、国際物理学会がこの委員会開会以前に決定しているということで、きようはどうしてもこれに出席しなければならぬ、このことも一応考えられますので、本委員会の重大性はとくと承知のはずであります。
○岡崎国務大臣 私はきよう国際物理学会の代表全部を文部大臣と共同で総理官邸に招いておるのであります。主人であるのですから、どうしてもそちらへ出て各国の代表と一緒にならなければならない、はなはだ残念でありますが、そういう事情なのです。
○岡崎国務大臣 国際物理学会の日程は、この委員会の決定するずつと前につくつてあるのであります。ちようどこの日が都合がよかつたためにできておる。この重要性を私は論じておるのではない。先に国際物理学会を呼んでおりますから、その点は御了承願います。