1982-03-25 第96回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
しかしそのためには、アメリカが不況から脱出してもらわないといけない、物価が安定しないといけない、金利の低下が必要だ、少なくとも日米間の金利の差が五%以内に縮まらないと、アメリカの方へ国際流通資金は流れていく、五%以内に縮まれば日本の方へこれは還流してくるのではないか、こういう予測をする方もいらっしゃいます。
しかしそのためには、アメリカが不況から脱出してもらわないといけない、物価が安定しないといけない、金利の低下が必要だ、少なくとも日米間の金利の差が五%以内に縮まらないと、アメリカの方へ国際流通資金は流れていく、五%以内に縮まれば日本の方へこれは還流してくるのではないか、こういう予測をする方もいらっしゃいます。
つまり、長期的に国際流通資金をふやすために必要なら、それはみんなの合意に基づいてふやそうではないかという考えに基づいている。何もアメリカのためではないのですが、しかし、アメリカの打ち続く巨額かつ持続的な国際収支の赤字、そしてドルの国際的信認がなくなっているということ、それを何とかドル防衛のために、これが使われないというおそれがないかというと、それは大いにあるというふうに考えられるわけでございます。