2012-02-08 第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
○国務大臣(枝野幸男君) 放射性物質の測定機器については、国際度量衡委員会の国際標準に沿って、計量法に基づいた国家標準として指定をされております。
○国務大臣(枝野幸男君) 放射性物質の測定機器については、国際度量衡委員会の国際標準に沿って、計量法に基づいた国家標準として指定をされております。
この辺はいろいろと手づくりで工夫をいたしまして国際度量衡委員会の中でも貢献をしておる。 それから、もう一つ最近の例を申しますと、昭和六十年に高温の温度標準ということで白金温度計を使う、高温といいますといろいろ範囲がございますが、六百四十度から九百六十度まで、従来六百四十度以上は熱電対を使ったわけでございますが、これは精度が余りよくないということで白金温度計をつくった。
それで、その標準問題につきましては、従来から国際度量衡委員会に参画いたしまして基準となる物理量の設定あるいはそれのさらなる改善、そういった研究をしつつ国際的な貢献をしておるというのが現状でございます。
ただし、その内容は、すでに御議論のありましたように学術、産業の各分野にわたって非常に広範にわたりますので、内容の詳細な審議は、国際度量衡総会のもとに置かれました国際度量衡委員会、あるいはさらに専門的な各種の諮問委員会という諸機関によって議論されて、総会に提出され、決議されるという形態になっております。
メートル条約の中におきまして、その条約が施行されまた改善されるということにつきまして、実際的の仕事を担当いたしておりますのは国際度量衡委員会でございまして、これは各国からそれぞれ国籍の異なっております十八人の委員が選出されております。日本からは現在慶応大学の山田二郎博士がその委員になっておりまして、二年ごとに会合が開かれまして、いろいろな問題を検討いたしております。
併しながら御承知のように度量衡につきましててはやはり国際的の関連において日本の単位を維持しなければならないのでございまして、日本も国際度量衡委員会に参加をいたしておりますので、この中央計量検定所におきましてはその国際的の関連における仕事もいたしておるのでございます。
一つの基本単位でありまして、国際度量衡総会でもそのように考えておりますし、又その単位でありますカンデラにつきましては、国際度量衡委員会で定期的な国際比較を行なつて、国際的統一を図ることになつておるのであります。丁度温度の計量単位と殆んど同様な立場にある基本単位であります。この希望は、計量法関係資料(二)の最後にあります日本学術会議会長から通商産業事務次官宛ての回答中に書いてあります。