1973-07-06 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
したがいまして、わが国の学界におきましてもまた、国際学界におきましても、いまこの名前が使われているわけでありまして、学界の場におけるこの病名についての変更ということにつきましては、私ども行政が介入することはたいへんむずかしい。かように私は思うわけでございます。しかしながら、地元の市長そのほかから、この問題につきましてはたいへん強い要望があると私ども承っております。
したがいまして、わが国の学界におきましてもまた、国際学界におきましても、いまこの名前が使われているわけでありまして、学界の場におけるこの病名についての変更ということにつきましては、私ども行政が介入することはたいへんむずかしい。かように私は思うわけでございます。しかしながら、地元の市長そのほかから、この問題につきましてはたいへん強い要望があると私ども承っております。
水俣病という病名は、三十年の初期に患者が発見されまして以来、医学界においても用いられておりまして、現在ではわが国の学界はもとより、国際学界におきましても広く認められておる名称でございます。
○政府委員(高富味津雄君) お答えいたしますが、学問の現在の状況とか国際学界のレベルとかいろいろのことを考えてということでは、私先ほど申しましたように行政官としてというのはおしかりを受けるかもしれませんが、過去の二十五年の実績でいままでこのとおりにやってきたのだから、これで、というのが私の判断の基準でございます。
この浮遊粉じんというものがいま盛んに世界の学界で問題になっているわけで、浮遊粉じんというものが学問的に究明されるのは、まだ後のことだろうと思いますが、ガスと共存したような場合、たとえばSO2というようなガスと共存したような場合には、それがいわゆる複合的な作用で悪い影響を及ぼすんじゃないかというようなことが国際学界などで問題になっているわけです。
すなわち、原爆医療法におきましては、疾病を科学的、学問的に、また国際学界の動向等をも配慮いたしまして検討審議されなければならないのでございますが、特別措置法は、福祉行政の立場に立って措置されるのがたてまえであろうかと存じますので、原爆医療法とうらはらになっておりますと、円滑な福祉施策の遂行にむずかしい問題や、誤解のあらわれるのはやむを得ないことではなかろうかと存じているのでございます。
外国との交流にいたしましても、あるいは国際学界との連携にいたしましても、われわれの目に見えないところで非常に大きな活躍を実際はいたしております。
また調査観測の項目は、担当国によって多少の差はありますけれども、日本が引き受けたところのものは気象、地磁気、極光及び夜光、電離層、太陽活動、宇宙線、天文経度緯度、ロケットによる上層大気、南極、これらの項目でございますが、日本の当初国際学界に約束し、かつ日本学術会議等でも最初から計画した調査項目は、前述の九項目のうち、ロケットと南極を除く七項目、すなわち国内の観測であります。
○平田委員 国際学界の取りきめによりますと、観測年には国内観測はすべてこれを行うことになっておりますけれども、南極、北極等の国外観測については各国の自由意思ということになっておるようであります。さらに一度参加を表明した国でも、ベルギーのような国は途中で自由に不参加を申し出ておりますし、敗戦のドイツ、イタリアはこの計画に参画いたしておらないようであります。私は反対するのではありません。
そういうふうに今日の国際学界というものはいろいろ複合的に相関関係を持っております。しかし日本学士院が直接の関係を持ちますのは国際学士院連合でありまして、日本学士院が直接にSIPSHUと関係を持つ、あるいは直接にユネスコと関係を持つということではないのであります。
浅間山火山観測所は、わが国地震学者の犠牲的な努力のもとに、二十有余年の長き歴史を有し、先年オスローに開催された国際学界におけるこの観測所の研究と観測の報告は、世界的業績として、実に高く評価されているのである。しかも、このような微妙な観測は、実に一発の空砲によつても重大な誤差の生ずることが、先般の実験によつて明らかとなつておる。