1968-03-12 第58回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
○水田国務大臣 アメリカの国際収支の赤字という点から見たら、ベトナム戦争の影響というものは十億ドルとか十五億ドルとかいわれておりますが、それよりも、アメリカの国内予算の赤字というものの原因は、やはりベトナム戦争にあるというふうに思っておりますので、ドル防衛策として国際収支という点から考えましたら、いまアメリカのとっているもろもろの措置、三十億ドルに及ぶこの国際収支改善措置、これをとることは非常に有効
○水田国務大臣 アメリカの国際収支の赤字という点から見たら、ベトナム戦争の影響というものは十億ドルとか十五億ドルとかいわれておりますが、それよりも、アメリカの国内予算の赤字というものの原因は、やはりベトナム戦争にあるというふうに思っておりますので、ドル防衛策として国際収支という点から考えましたら、いまアメリカのとっているもろもろの措置、三十億ドルに及ぶこの国際収支改善措置、これをとることは非常に有効
本年九月以降、公共事業実施の繰り延べ、公定歩合引き上げ等、財政金融一体となった国際収支改善措置が講ぜられましたが、ポンド切り下げに伴い、国際的経済環境は、ますますきびしさを加えております。本補正予算は、このような情勢のもとにおいて、限られた財源の中で、責任ある政府として、最大の努力を払って作成されたものであると信ずるものであります。 次に、その、三、四の点に触れてみたいと思います。
最近の海外経済情勢、とくに世界経済交流を促進するための貿易為替の自由化の趨勢に即応し、また、最近米国政府がとった国際収支改善措置に対処してゆくためにも、今後貿易振興には一そうの努力を払う必要性が大きいのであります。貿易振興のためには、各種の対策が必要であることはもちろんでありますが、わが国経済の発展にとって、海外経済協力の促進は、特に重要であると思います。