1997-03-25 第140回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
これに関しましては、やはりお互いに領有権を将来的に主張し続けながら、両国のあるいは国際共同管理に持っていくぐらいのところしかないだろう。 私も韓国の政府の上級職職員に日本の安全保障政策を三年以上教えているわけでございますけれども、そのとき必ず出てくる質問というのはこれなんです。だから、私は彼らに次のことを申し上げております。 日本としては、三つ選択肢がある。一つは、領有権を放棄することだ。
これに関しましては、やはりお互いに領有権を将来的に主張し続けながら、両国のあるいは国際共同管理に持っていくぐらいのところしかないだろう。 私も韓国の政府の上級職職員に日本の安全保障政策を三年以上教えているわけでございますけれども、そのとき必ず出てくる質問というのはこれなんです。だから、私は彼らに次のことを申し上げております。 日本としては、三つ選択肢がある。一つは、領有権を放棄することだ。
これは、国際共同管理の問題に取り組むと同時に、理解してもらうための努力をしろという話であります。その後のところで、「もんじゅ」の名称を出しまして、こういう言葉を言われているんですね。 「もんじゅ」にいたしましても、当初計画から大分これはおくれてきておるわけでございますけれども、フランスの例を見ましても、さっきのスーパーフェニックスのことでございますね。
○近江委員 このウィーンでの会議、これは非常に重要な緊急会合であると思いますし、これをうんと育てて、そしてやはり国際共同管理を徹底してやらなければいかぬ。そしてまた、そのことによってこれから我が国がとっていく政策につきましても十分世界の人に理解をしていただき、安心もしていただき、納得もしていただく、こういう姿勢もとらなければいかぬ。
○近江委員 これは二日間の日程で開催されておるようでございますけれども、これは日本からももっと提唱して、回を重ねて、徹底して、いわゆる国際共同管理といいますか、どうしていくかということをただ話し合うだけではなくして、きちっとした今その形をとらなければいかぬと私思うのです。そういう点で日本としてイニシアチブをとっていかれる決意がありますか。
そこで、日米原子力協定改定交渉におけるアメリカの態度と提案の内容、また、国際共同管理による核燃料パーク構想に対する政府の考え方、さらに、民営再処理工場は本当に実現できると思っているのかどうか、その場合、設置場所、用地規模など、具体的構想はどのようになっているのか、お尋ねいたします。 第四は、核防護と基本的人権のかかわりについてであります。
また、再処理その他の核燃料サイクル上の重要項目について国際共同管理を導入してはどうかという、いわば国際核燃料パーク構想とも言うべき考え方につきましては、目下、国際核燃料サイクル評価の場において検討が行われているところであります。
したがいまして、この点について、福田総理としては首脳会談に臨むに当たって、プルトニウムの国際共同管理を提唱する必要があると思われます。つまり、一つは経済的なメリットを日本として立証すること、もう一つはプルトニウムの国際共同管理を提唱すること、この二点において日本が積極的な提唱を持つのであれば、この首脳会談においてある程度日本側の要求も聞いていただけるのではないか。