2010-09-09 第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
そういう意味で、今回の沖縄の問題について発言されておりますけれども、長期的に日米同盟と国連とそして自主防衛、このバランス取れた国防観というのを持っておられるんだろうというふうに思っておりますし、足下でいえば、やはり日米合意は重視しながら沖縄の皆さんの声に真摯に耳を傾けると、そのような姿勢で臨んでいるんだというふうに理解をして受け止めております。
そういう意味で、今回の沖縄の問題について発言されておりますけれども、長期的に日米同盟と国連とそして自主防衛、このバランス取れた国防観というのを持っておられるんだろうというふうに思っておりますし、足下でいえば、やはり日米合意は重視しながら沖縄の皆さんの声に真摯に耳を傾けると、そのような姿勢で臨んでいるんだというふうに理解をして受け止めております。
先生ならではの国防観、安全保障観であります。 巨星落つという例えがありますが、井上吉夫先生は正に巨星変じて人々に尊び敬われる巨大な樹木、巨樹に例えられましょう。 御遺族、御親族の皆様方の胸中はいかばかりかと察すると痛恨の極みではありますが、巨樹は倒れ土に帰るとも、その精神は新たに芽生える命に受け継がれ、とわに生き続けるものであります。
ただ、お話にありましたように、ヨーロッパと違いまして、我が国をめぐるアジア・太平洋地域の国々はそれぞれの安全保障観、平和親、国防観というものを持っておりまして、非常に複雑な様相にあるわけでございます。また、軍事力等を見ましても、極東ロシアにおきましては、旧来からの膨大な戦力に加えて近代化、増強等が行われておりますし、ロシアの政情ということを考えましてもまことに不透明なものがあるわけであります。
人生観が人ごとに違うのだから、国防観も十人十色であってしかるべきだと言っている。十人いたら十人みんないろいろの意見があってしかるべきだ、こういう論議もある。こんなことで一、二、一、二と訓練したって、一体物になりますか。この問題は議論したってしようがないが、どうだ防衛庁長官、私の言うことに異論があるか。あるならあるでちゃんと言いなさい。
ところが、おもしろいのは、森嶋通夫とおっしゃるのですか、「自分流に考える」という、これは昭和五十六年、この人はなかなか変わった人ですね、この人は、国防問題はマクロ的に見れば政治、経済あるいは戦略、イデオロギー等の問題であるが、マイクロ的に見れば、国防は自分の命の問題である、したがって、宗教及び哲学の問題でもある、人生観が人ごとに違うのだから、国防観も十人十色であってよろしいと言うのだな。
日本の現体制を破壊して社会主義国家を誕生させようとする人たちとはおのずから国防観は異ならざるを得ません。(「そうだ、そのとおりだ」と呼ぶ者あり、拍手)しかし、政府はこれにたじろいてはなりません。堂々と所信を貫いていただきたい。是は是、非は非として毅然たる態度を持してほしいと思います。そうでなければ、国民は国防に対する選択を誤りますことを申し添えまして私の質問を終わります。
あなたの国防観とわれわれの国防観とは大きな違いがある。私どもは、そういうようなちゃちな軍隊を作って、国民生活を破綻に陥れ、それで国内を危機に陥れる、そういうことによって日本の平和が守れるとは考えておりません。