1994-09-02 第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
また、ASEAN諸国におきましても軍事力の近代化の方向等も見られまして、各国の国防努力につきましては依然として十分注目をしながら見ていく必要があるのではないか、このように認識をいたしております。
また、ASEAN諸国におきましても軍事力の近代化の方向等も見られまして、各国の国防努力につきましては依然として十分注目をしながら見ていく必要があるのではないか、このように認識をいたしております。
ところで近年、米国の国力が相対的に低下したため、米国にとって膨大な国防費の負担が重いことから、同盟国に対し国防努力を促す傾向が強まっております。中でも世界第二の経済大国である日本に対する要請が強く、その意味では日米安保体制は現在曲がり角に来ていると言えるのであります。
そして、以後七〇年代末ごろまでは米国の国防努力はソ連とは対照的に、実は抑制されたものであったと思います。しかしながら、近年、例のデタントというものを十分に利用し切った形でソ連の軍事力の強化というものがございました。そういうものに対応いたしまして、アメリカもこの地域における抑止力の信頼性の維持強化に努めておる状況でございます。
一方韓国は、北朝鮮の軍事力増強を深刻な脅威として受けとめ、国防努力を行っております。他方、米国との防衛条約に基づきまして、現在、四万三千人の米軍が韓国に配備されております。このような在韓米軍と、またそれを裏づける米国の確固たる韓国防衛の意思と、また韓国の防衛努力とが相まって朝鮮半島の相対的な安定は保たれていると思っております。
NATO定義につきましては先生もう御案内だと思いますけれども、NATO諸国が共通の基準で国防努力の状況を見ようということで基準をつくっているわけでございますが、この定義そのものにつきましては、中身はNATO秘となっておりまして、なかなかよくわからない面がございます。
米国はこのように一貫して抑止を国防政策の基本としておりますが、特に一九七九年末のソ連によるアフガニスタンへの軍事介入を一つの契機として、米国自身の国防努力の一層の強化に乗り出すとともに、同盟諸国に対しても、自由主義諸国の一員として応分の努力をするよう強く期待しております。
このような国際軍事情勢のもとにあって、米国を初めとする自由主義諸国は、抑止力の信頼性の維持強化を図るため、国防努力を継続し、その効果も徐々にあらわれつつあります。 米国は、核戦力及び通常戦力の全般的な整備、近代化を進めており、このような国防努力を背景に、より低いレベルでの軍事力の均衡を達成するため、ソ連に対し実質的かつ公正な軍備管理・軍縮に応ずるよう求めてきたところであります。
このような国際軍事情勢のもとにあって、米国を初めとする自由主義諸国は、抑止力の信頼性の維持、強化を図るため、国防努力を継続し、その効果も徐々にあらわれつつあります。 米国は、核戦力及び通常戦力の全般的な整備、近代化を進めており、このような国防努力を背景に、より低いレベルでの軍事力の均衡を達成するため、ソ連に対し実質的かつ公正な軍備管理・軍縮に応ずるよう求めてきたところであります。
基本的にはレーガン大統領の第一期の四年間の成果というものを強調しておりまして、国防努力を引き続きアメリカが継続をしていくということを記しております。
きょう大体十項目ぐらいお聞きをしようと思っておったのですが、時間が余りありませんので、残った分はまた次回ということにさせていただきたいと思いますが、もう一つは、この四ページの中に「米国は自国の国防努力のみでは十分でないとの認識から、我が国を含む同盟諸国に対しても」云々、日本の場合にもそういう「我が国の防衛に関心を有し、期待を表明することは当然のことと存じます」、そういう「期待を念頭に置きつつ、自主的
○奥野(一)委員 そうすると、この前の大臣の演説の中では、今私申し上げましたように、アメリカは「自国の国防努力のみでは十分でない」、そういう面から日本の防衛力増強ということについて期待をしている、日本はそういうアメリカの期待を念頭に置きながら防衛力整備を進める、こうなっているわけですね。
以上のような国際軍事情勢のもとにあって、米国を初めとする自由主義諸国は、抑止力の信頼性の維持強化を図るため、国防努力を継続し、その効果も徐々にあらわれつつあります。 米国は、ソ連の軍事力増強に対応して抑止力の信頼性を維持強化することを目的として、核戦力及び通常戦力の全般的な整備、近代化を進めております。
以上のような国際軍事情勢のもとにあって、米国を初めとする自由主義諸国は、抑止力の信頼性の維持、強化を図るため、国防努力を継続し、その効果も徐々にあらわれつつあります。 米国は、ソ連の軍事力増強に対応して抑止力の信頼性を維持強化することを目的として、核戦力及び通常戦力の全般的な整備、近代化を進めております。
それに対しましては、文字どおり向こうは我が国の国防努力を評価しておるのじゃないでしょうか、長官ひとつ頼みますわと、こういうことで、向こうの方から善処を要望されたということでございます。ほかに何もございません。
政府委員(矢崎新二君) 事実関係もございますので私から御説明申し上げたいと思いますが、ワインバーガー長官が総理に表敬をされました際に述べられたことは、抑止力の概念は静的なものではなくダイナミックなものである、相手側の軍事能力が伸びるに従ってそれへの対応を考慮しなくてはならないというふうに述べられまして、それに続けまして、レーガン政権が三年間抑止のための努力を行ってきたこと、それから今後とも米国が国防努力
ソ連によりますこのような軍事力の増強は、いわゆるデタントが最高潮に達し、またベトナム戦争の影響等によりまして米国が国防努力に困難を感じておりました一九七〇年代におきましても、中断されることなく一貫して続けられているところでございまして、その蓄積効果は近年とみに顕著となってきております。
○安倍国務大臣 韓国がソ連のSS20に対してどういう認識を持っておるかはよく承知しておりませんが、韓国の国防努力というのはやはり北朝鮮に対して向けられたものである、そういうふうに思っております。同時に、日韓間でSS20の問題につきまして今のところ相談するとかそういう考えは持っておりません。
○国務大臣(谷川和穗君) まず、一九八四会計年度の米軍事態勢報告に関連をいたしてでございますが、米国は従来から厳しい国際情勢認識のもとに、みずから国防努力を強化するとともに、わが国に対しましても一層の防衛努力を行うよう強く期待してきておるところでございます。
そして、本国会の再開直前、国民の声すら聞くことなく、急遽訪韓をして、軍事優先の偏った姿勢で四十億ドルもの援助を決め、韓国の国防努力の評価の上に立って、新たなる次元の日韓関係と称する盟約を全斗煥との間で結びました。
○東中委員 理解をしておるというのは、向こうが言わなかったということなのかもしれませんが、昨年の防衛白書によりますと、「米国の国防努力」という節の中で「戦域核戦力」という項があります。
というのは必ずしも十分なものではないというふうな意見表明がありまして、具体的な数字を挙げての日本の防衛力に対する期待、要請というものは特段ございませんでしたけれども、言葉の端々から国防総省当局あるいは国務省を含めましてアメリカ政府全体がアメリカの友好国である日本の防衛力整備についての要請がきわめて厳しいということ、その背景には厳しい国際情勢を背景としながらアメリカ自身がいろいろな犠牲の上に立って国防努力
けさの答弁でも私から御説明したとおり、極東におけるソ連の軍事力の質的量的増強は目覚ましいものがある、これは極東に限らず世界的な、たとえばヨーロッパ方面でも同じようなことが言えるわけでございますが、ただし現在西側自身の防衛力の整備あるいは国防努力等ございまして、近い将来、これまでもそうでしたけれども、大規模な衝突が生ずるというような状況はいま直ちには見通し得ない、要するに抑止力がいまの時点では働いている
なお、いわゆる核の傘についてでありますが、米国は、ソ連の年来の核戦力の増強に対応してその核の抑止力を維持すべく国防努力を行っており、わが国としては米国の核抑止力の信頼性に懸念を抱いておりません。わが国としては、米国の核抑止力に依存するとの考えに変わりはなく、今後とも日米安保体制をその防衛政策の基本としていく所存であります。 次に、限定核戦争の可能性についてお話がございました。