1977-05-18 第80回国会 衆議院 運輸委員会大蔵委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
去る九日に国鉄運転局から事故防止対策委員会への報告内容として伝えられているところによりますというと、こういった国鉄の経営が危機的な状態にあるにもかかわらず、事故が非常に多発しておる。特に責任事故百八十八件、三十七件もふえておる。二五%もふえておるということが伝えられております。
去る九日に国鉄運転局から事故防止対策委員会への報告内容として伝えられているところによりますというと、こういった国鉄の経営が危機的な状態にあるにもかかわらず、事故が非常に多発しておる。特に責任事故百八十八件、三十七件もふえておる。二五%もふえておるということが伝えられております。
そしてこれは「国鉄運転局調査による昭和四十六年四月一日現在における」と、こういうふうに全体としては四十六年四月一日の私有タンク車両数は一万六千六百四十六両であるけれども、こういう状態であるというふうにいって、昭和三十年当時から見ればまさに四倍に達する増加ぶりであるといっております。どうですか、このことについて認めますか。
○紺野委員 ところがこれには国鉄運転局調査による、こうはっきりと書いてある。国鉄の運転局調査によってこの資料はつくられたもの、これをここに転載されている。これは明らかにあなたは国会を侮辱しているのじゃないですか。そういうところには出せるのになぜ国会に出さないのか。これはおかしいじゃないですか。
国鉄運転局とか、そういう技術的な問題じゃない、政治の問題だと思うのですが、その点はどうですか。
あるいは先ほどの御質問にありましたように、国鉄運転士二人を一人制にしておる、その努力は努力といたしまして、片一方では、鉄道建設線の四、五十のうち、過半はA・B線であることも御承知のとおりであります。せっかく努力されておりまして、償却そのものは鉄建が国の補助金で持つのだといいながら、運営の赤字そのものは国鉄が持たざるを得ないわけであります。こういうようなことでは論理が一貫せぬ。
消費者米価、国鉄運転については、このような方針に従いまして慎重に検討し、いずれ今国会中にはその取り扱いを明らかにいたしたいと考えております。 なお、高騰を続けております地価の問題につきましても、その重要性にかんがみ、地価対策閣僚協議会を中心に、適切な対策を確立すべく、鋭意ただいま検討を進めておるのでございます。
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 国鉄運転事故防止に関する件 海運に関する件(海運企業の集約に関する問題 等) 航空に関する件(新東京国際空港に関する問 題) 請願 一 バナナ輸送専用船の建造を政府の計画造 船に繰入れ促進に関する請願(佐藤觀次郎 君紹介)(第四一号) 二 同(湯山勇君紹介)(第六四号) 三 国鉄越美線全通に関する請願(渡辺栄一
この際、委員長より国鉄運転事故防止に関しまして、決議案を朗読いたします。 国鉄運転事故防止に関する件 過般国鉄鶴見事故が発生し多数の 遭難者を出したことは誠に遺憾の極 みであるが、その後も、責任事故が 続発している実情は真に憂慮にたえ ない。
その後においても、やはり今年の五月二十一日に徳合地区で筒石駅付近に地すべりが起きているというように、まことにあの地区の国鉄運転はきわめて危険だ。 ところが、過去にやはりこの危険に対する先覚者があって、昭和二十四年に国鉄が能生駅の構内に国鉄地すべり研究所というのを設けて、あの付近一帯の地すべり調査をやっておるわけであります。