1976-10-27 第78回国会 参議院 運輸委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
「昭和五十一肥料年度新価格は、硫安及び尿素を除き国鉄運賃値上りを織込んであるので、国鉄運賃値上げ実施以前は値上げ相当額を値引きすることとしており、それまでの間は肥料全体で一・七%の値下りとなる。」。いまあなたが答弁したのが常識で、やっておることはこういうことなんですからね。
「昭和五十一肥料年度新価格は、硫安及び尿素を除き国鉄運賃値上りを織込んであるので、国鉄運賃値上げ実施以前は値上げ相当額を値引きすることとしており、それまでの間は肥料全体で一・七%の値下りとなる。」。いまあなたが答弁したのが常識で、やっておることはこういうことなんですからね。
ところがこれは十六日の新聞でございますが、「自民党は十五日の役員会、参院自民党役員会などで、この問題を協議したが 1国鉄運賃法改正案の参院本会議上程は二十五日とする 2関連法案の通行税法改正案も、これに合わせて成立させる 3ただし国鉄運賃値上げ実施は五月一日とする」、このように十五日の役員会、参議院自民党役員会におきまして決定されたということが新聞に出されております。
本案は、二月十五日からの国鉄運賃値上げ実施を織り込んだものであり、それだけを取り上げましても、本日、つまり二月十七日のきょう現在において国鉄運賃値上げができず、このままでは数字そのものにおきましてすでにそごを来たしているという明白なる矛盾を含む予算案でございますが、より基本的な観点に立って、わが党は、現時点における国鉄運賃値上げに反対するとともに、当面国鉄の事業計画に支障を来たす不足資金については、