1969-05-08 第61回国会 参議院 運輸委員会 第18号
○国務大臣(荒木萬壽夫君) 御指摘の国鉄財政推進会議でございますか、そのことは私つまびらかにいたしておりませんが、お話のように、国鉄の機構そのものを簡素合理化するという角度から検討された提案がなされておるとすれば、行政管理庁としての立場からも一般論としては賛成でございます。
○国務大臣(荒木萬壽夫君) 御指摘の国鉄財政推進会議でございますか、そのことは私つまびらかにいたしておりませんが、お話のように、国鉄の機構そのものを簡素合理化するという角度から検討された提案がなされておるとすれば、行政管理庁としての立場からも一般論としては賛成でございます。
また、国鉄につきましては国鉄財政推進会議、この会議の意見書に基づいてこれをやっておる。こういうので企業の形態がおのずから違うのですから、その援助の方法、それは違いが出てくるのは当然でございますけれども、その援助の量になりますと、おっしゃるように非常に違いがある、こういうことじゃないかと思います。これはかなり財政面においては少ないかもしれぬ。
○海堀政府委員 実は今回の国鉄の財政危機に際しまして、運輸省の側で国鉄財政推進会議の審議を経まして答申を得ており、また、大蔵省といたしましても財政審で真剣な討議をしたわけでございますが、推進会議のほうでは「再建期間の初期において、公共負担の是正を含み実収一〇%程度の運賃改訂を行なうとともに、その後における物価騰貴等の止むをえない要因に基づく運賃改訂については、国有鉄道運賃法の特例的措置として運輸大臣
国鉄財政推進会議の意見書によれば、政府出資、運賃改定、内部の合理化によって財政の再建を期待するようになっておりますが、これは運賃値上げを世間に納得させるための三方一両損的な妥協案の感じがいたします。国鉄の借金をそのままにして財政の再建を期することは不可能だと思います。それは、割れた水がめに一生懸命ひしゃくで水をくみ込んでいるにひとしいからであります。
○町田説明員 御指摘のとおり、国鉄財政推進会議の考え方は、詳細はこの第二部のほうに書いてございますけれども、大筋においては、推進会議が考えられた、いわゆる国民経済的に見た自動車と国鉄とどっちが有利であるかということの考え方は、一応そういう考え方をとっているわけでございます。