1977-04-26 第80回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
今日、国鉄の財政危機が各方面から大変な議論になっていますが、本来ならば、こういうふうな状態になるときには民間会社では縮小再生産の形をとっているのが一般的なケースです、しかし現在とられている設備投資計画というのは、昭和三十二年の第一次国鉄設備計画から五回にわたっていろいろ改定してまいりましたが、現在の十ヵ年計画が五十七年に終わることになっていますが、投資計画が十兆五千億円、このことだけは減らさないであるのですね
今日、国鉄の財政危機が各方面から大変な議論になっていますが、本来ならば、こういうふうな状態になるときには民間会社では縮小再生産の形をとっているのが一般的なケースです、しかし現在とられている設備投資計画というのは、昭和三十二年の第一次国鉄設備計画から五回にわたっていろいろ改定してまいりましたが、現在の十ヵ年計画が五十七年に終わることになっていますが、投資計画が十兆五千億円、このことだけは減らさないであるのですね
これは私のほうに資料がありますけれども、第三次国鉄設備計画の比率は、四二%が幹線輸送に投資されます。そして通勤のほうは一七・五%ですよ。実際は山陽新幹線に投資するわけです。なぜここへ投資するのか。これは明らかにそこがもうかるからです。