1997-05-20 第140回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
しかし、この財政投融資制度、非常にいい役割もしてきたと思うのですけれども、国鉄累積債務が二十数兆円、それから林野特会三兆五千億ですか、そういうものが出てまいりまして、これは基本的には一般会計で補うということですから、不良債権でも何でもないということであります。それがこれまでの考え方であります。
しかし、この財政投融資制度、非常にいい役割もしてきたと思うのですけれども、国鉄累積債務が二十数兆円、それから林野特会三兆五千億ですか、そういうものが出てまいりまして、これは基本的には一般会計で補うということですから、不良債権でも何でもないということであります。それがこれまでの考え方であります。
そのときに、たまたま堀昌雄さんと私はこんな意見を亀井さんに言ったことがあるのでありますが、相続税免税国債を発行したらどうだろうか、国鉄再建国債を買った人はその金額は相続税をかけない、そういう相続税免税国債にすればかなり売れるんじゃないか、こういう議論をしたことがあるわけなんでありますが、国鉄累積債務処理の財源と今度の公共事業のための免税債という考え方がどんどん広がっていくと、国債や社債の売れ行きというのは
けさの日経新聞を見ましたら、運輸省は独自に国鉄累積債務の処理方法について考えたい、チームを組んで八月にも素案をつくりたい。つまり来年度の予算編成の概算要求を出す八月をめどに素案をまとめたい、政務次官を中心に検討に入っている。