1967-12-01 第56回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
現地における調査並びに視察個所は、三県所在の運輸省地方機関、高松、松山、高知の三空港、高松、高知、松山、坂出の四港湾、国鉄四国支社、国鉄バス高知、松山線、土讃線等であります。また、三県知事よりは、県内運輸事情全般にわたる説明が行なわれ、それぞれ県内運輸関係事項についての要望が述べられました。なお、運輸関係業界より要望事項を聴取してまいりました。
現地における調査並びに視察個所は、三県所在の運輸省地方機関、高松、松山、高知の三空港、高松、高知、松山、坂出の四港湾、国鉄四国支社、国鉄バス高知、松山線、土讃線等であります。また、三県知事よりは、県内運輸事情全般にわたる説明が行なわれ、それぞれ県内運輸関係事項についての要望が述べられました。なお、運輸関係業界より要望事項を聴取してまいりました。
国鉄四国支社当局の労苦も大へんなものであり、落石どめさく、落石おおい、集水坑及び落石警報機の設置など、防災工事に努めておる次第であり、また、ことに地すべりのはなはだしい危険個所については、最近までに線路変更を三カ所行なう等、過去十一カ年に十五億五千万円、年平均一億四千万円を投入しており、これは四国全線の防災関係工事費の五六%に当たるのであります。
国鉄四国支社の河野工事課長は『多少の意見の食い違いが出てくることはどんな事故の場合でもあり得ることだ。一刻も早く開通させたいという気持ち、あくまでも安全運転をという気持ち——この二つがかみ合うことはあたりまえた』というか、危険が追っていることを承知のうえで列車を動かすことは無謀というほかない。しかも、見張りがいたところで、瞬間的に起こる地すべりからのがれることが果たしてできるだろうか。
派遣地及び視察個所は、大阪では、国鉄関係として関西支社、鉄道管理局、工事局、幹線工事局、新幹線ターミナル及び国鉄環状線を、また岡山では、鉄道管理局、水島港湾局及び児島海員学校を、高松では、国鉄四国支社、高松陸運局及び四国海運局を、徳島では、高徳線の輸送状況及び小鳴門橋、さらに兵庫では、明石−鳴門間自動車航送状況並びに国鉄明石−鳴門海峡連絡船計画を、当局者よりそれぞれ説明聴取するとともに、各業務を視察
――――――――――――― 二月二十三日 伊勢線の存続に関する陳情書 (第三七六号) 日勝鉄道敷設継続工事費確保に関する陳情書 (第三七七号) 港湾管理行政国営化反対に関する陳情書 (第四三一号) 伊勢柏崎駅の貨車取扱い存続に関する陳情書 (第 四三二号) 国鉄四国支社設置に関する陳情書 (第四三三号) 港湾荷捌施設費国庫補助に関する陳情書 (第四三四号) は本委員会に参考送付