1989-06-16 第114回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第6号
最後に、中曽根元内閣は、八四年三月、周辺地価の四倍以上で、坪当たり七百二十万円という超高価で払い下げられた国鉄品川貨物駅跡地、あるいは八五年八月の大京観光が公示価格の三倍近い高値で落札した東京紀尾井町の旧司法研修所跡地を皮切りに、国公有地の払い下げを次々と強行しました。この超高値払い下げは周辺地価に次々と飛び火し、都心部で一挙に五〇%を超える地価暴騰となりました。
最後に、中曽根元内閣は、八四年三月、周辺地価の四倍以上で、坪当たり七百二十万円という超高価で払い下げられた国鉄品川貨物駅跡地、あるいは八五年八月の大京観光が公示価格の三倍近い高値で落札した東京紀尾井町の旧司法研修所跡地を皮切りに、国公有地の払い下げを次々と強行しました。この超高値払い下げは周辺地価に次々と飛び火し、都心部で一挙に五〇%を超える地価暴騰となりました。
この文書を作成した池田弁護士、そして国鉄品川駅東口再開発協議会の会長という松村氏にも、確かにこの文書を出したということを直接確認して、認めているものですが、出されたのが三月七日ですから、先ほどお話しの入札日の一週間前ですね。そのとき既に入札参加予定者がこれらの人たちにわかっているということをこの文書は示しているわけです。私は大変異常なことだと思うのですね。
○綿貫国務大臣 具体的な例では、五十九年の三月に国鉄品川駅の東口の貨物跡地が売られた場合、周辺の地価公示価格が一平方メートル当たり五十二万円というときに落札価格が二百二十万円というようなことになっております。
最後に、運輸行政の基本的使命であります交通安全の確保につきましては、従来から安全諸施策を強く実施してきたところでありますが、先日不幸にして大阪港内における遊覧船事故、国鉄品川駅構内の電車衝突事故等相次いで発生いたしましたことは、まことに遺憾に存じておる次第であります。 今後、なお一そう、交通機関の事故防止対策を進め万全を期する所存であります。
最後に、運輸行政の基本的使命であります交通安全の確保につきましては、従来から安全諸施策を強く実施してきたところでありますが、先日不幸にして大阪港内における遊覧船事故、国鉄品川駅構内の電車衝突事故等相次いで発生いたしましたことはまことに遺憾に存じておる次第であります。
なお、七月三十一日には、国鉄品川駅構内における列車衝突事故、また、八月一日には、長野県おんたけ交通バスの転落事故によりまして、多数の死傷者を生じております。このような人命事故の頻発はまことに遺憾のきわみであります。