1967-12-01 第56回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
国鉄北海道支社の第三次長期計画は、総額二千百八十八億円を投資する計画でありますが、この中で、函館、千歳、室蘭の三幹線の電化、複線化につきましては、第二期北海道総合開発計画の進展にとり、きわめて重要な地位を占めるのみならず、東北本線全線の電化、複線化の完成の暁においては、本州、北海道間の輸送量は、一段と増加すると思われますので、地元関係者としては、その早期実現を強く要望しておるとのことであります。
国鉄北海道支社の第三次長期計画は、総額二千百八十八億円を投資する計画でありますが、この中で、函館、千歳、室蘭の三幹線の電化、複線化につきましては、第二期北海道総合開発計画の進展にとり、きわめて重要な地位を占めるのみならず、東北本線全線の電化、複線化の完成の暁においては、本州、北海道間の輸送量は、一段と増加すると思われますので、地元関係者としては、その早期実現を強く要望しておるとのことであります。
派遣期間は、九月十三日から十七日までの五日間で、現地における調査並びに視察個所は、陸運局、海運局、管区海上保安本部、管区気象台、海洋気象台、千歳、函館、札幌、帯広の空港及び航空保安事務所、国鉄北海道支社、札幌、釧路及び青函鉄道管理局、日本鉄道建設公団札幌支社、ニセコ国定公園、登別、洞爺、定山渓地区における観光諸施設等であります。
さらにこの八月に運輸委員会が調査をしたときに、国鉄北海道支社から出されたものです。この二冊とも、やはり北広島であります。さらには今度の運賃改定に伴う「国鉄北海道の現状とその対策」というこの資料にも、北広島と図表は示しております。
国鉄北海道支社の調べによれば、青凾経由の輸送客は、上り下り合計で三十四年度が約二百五十四万人であったものが、五年後の三十八年度では三百五十一万人と約百万人ふえており、青凾航路経由で道外に移出せられた貨物の輸送量は旅客と同じ期間に約五十万トン増加しております。これが、第二期北海道開発計画が終わる四十五年度には、旅客四百万人、貨物七百万トンが見込まれております。
派遣期間は七月二十日より二十五日までの六日間で、現地における調査並びに視察個所は、陸運局、海運局、管区海上保安本部、管区気象台、海洋気象台、千歳、丘珠、稚内、函館、釧路、女満別、利尻空港及び航空保安事務所、国鉄北海道支社、札幌及び青函鉄道管理局、北海道庁土木部関係、北海道開発局、日本鉄道建設公団札幌支社、日航、全日空及び国内航空等々であります。
次に、国鉄経営の現状調査については、国鉄北海道支社より詳細な資料の提出があり、管内輸送状況についての説明がありました。なお、千歳空港と空港内にある千歳空港測候所を視察いたしました。 以上が今回視察いたしましたところでありますが、以下事項別に御報告申し上げます。詳細な資料は委員長の手元に提出してありますので、特に重要な点及び要望事項を中心にお伝えしたいと思います。
なお北海道全土の輸送についてまず概括的なことを申し上げた方がよいと思いますので、日程の順序によらず五日国鉄北海道支社、札幌陸運局関係について調査したところを申し上げます。 御承知の通り、北海道は本州に比し人口少く、土地は広く未開発の資源に富んでおります。