2017-03-03 第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
私は、どうもそういう点が、昔から国鉄一家といって強いきずなを持っているわけですけれども、もっと幅広い経営陣というものを指導してつくり上げていくべきなのではないだろうか。 その一番いい例が、日本航空、JALの再建ですよね。稲盛さんを社長にして、わずか三年で改革をなし遂げました。
私は、どうもそういう点が、昔から国鉄一家といって強いきずなを持っているわけですけれども、もっと幅広い経営陣というものを指導してつくり上げていくべきなのではないだろうか。 その一番いい例が、日本航空、JALの再建ですよね。稲盛さんを社長にして、わずか三年で改革をなし遂げました。
いわゆる解職に次いで重いものだということでありますが、この処分、国鉄一家、それが分割・民営化されてJR北海道として、一つの家族としての一体感、一家意識というのは大変大事なポイントだとは思います。まさに母親のように社員を守っていくと。その一方で、覚醒剤の事案のとおり、法を犯した者に関してはやはり父親のように毅然と処罰をすると。それがなければガバナンスというのは利いてこないわけであります。
だから、日ごろの誠実な信頼関係、当時、いい面でも悪い面でもやゆされた国鉄一家という言葉というのは、そういうところからやはり出てきていることもあるんですね。これは総理の美しい日本のあり方とは私は背反しないと思う。こういった信頼関係と誠実さできちっとした情報が人と人とのきずなで結ばれていって安全が確立される、すばらしい国柄であり、鉄道なんですよ。
その事業を請け負ったんですが、固有名詞は申し上げませんけれども、いわゆる国鉄一家と言われておる企業、建設会社の許可といいましょうか、名義を借りるというんでしょうか、実際の圃場整備は地元の請け負った業者さんがやっておりますが、全く関係のない方が線路に隣接しておるというだけで実際上仕事ができないということを私は秘書時代に経験して、大変不愉快な思いをしたことがあります。
ここまでもし本当だとすれば、昔、国鉄一家という言葉はよく聞いたことがありますけれども、まさにこれは日銀一家という言葉が出てもおかしくはないなと思います。そういう雰囲気というか、日銀一家なんということが言われるようなものがあるんでしょうか。
長官も旧国鉄の御出身で私も国鉄マンで、国鉄一家というわけじゃないけれども、よく御存じだと思うのです。私は技術畑の施設畑なのです。ですからわかるのです。それは単なる言いわけにしかすぎないということを私は指摘すると同時に、今、水谷さんおっしゃったように、中小企業向けの発注を増大させるための分離分割の推進とかあるいはジョイントベンチャー方式、こういうものを活用していく。
昔、私どもは国鉄一家という言葉を聞きました。しかし残念ながら、冒頭に申し上げたように三十七兆の赤字を出し、そして今清算に入っているわけでもございます。そんな中で、いい意味での国鉄一家というのは、スクラムを組んでというふうな意味もございましたでしょうが、JRが住田社長以下重役さん方が現場に出向いて、いろいろ懇談をしながら働く人々の心をつかもうとして御努力をされているというのは昨日承りました。
特に、関連企業は国鉄事業を支えて今日まで来たわけでありますし、国鉄一家という、そういう結合体の中で来ましたことでありますから、本委員会においてもかねがね御質疑がございました、玉突き状況をつくり上げて相克が出るようなことはいかぬというお話などもございます。
〔津島委員長代理退席、久間委員長代理着席〕 そういう中で、しかしながらこの激しい社会経済の流れの中で、やはり現状のままではなかなかこれは鉄道を生き残させ、また使命を果たす活力ある鉄道企業として持ち続けることは不可能であるな、こんなことの中で、今日の改革に進ましていただいたわけであり、御指摘のように、国鉄の皆さん方、国鉄一家とよく言います。
○三塚国務大臣 旅客は六つでありますけれども、もともと国鉄というのは、先ほど来触れられておりますとおり、国鉄一家であり、ノーハウをお持ちでありますし、鉄道運行については大変なものであります。ですから、その辺のところは、今須田常務が言われましたとおりうまくいくのではないでしょうか。
歯が出っ張っているのはしようがないのですけれども、そういうことまで論議されるというぐらい、まさに国鉄一家どころか、最近はそういう美しい伝統の国鉄を、こうした分割・民営化問題は人間の心をその根底まで荒廃させている、むしばんでいるというふうに私は思っているわけでありますが、最後にこれに対するお答えをいただいて、私の質問を終わらせていただきます。
○長谷川国務大臣 三十数万体制で、いまむずかしい国鉄を迎えているわけですが、かつては国鉄一家というスローガンがありまして、国鉄に働くと、あそこの子供はいい職場に入った、いい嫁さんを世話しようという一つの流れがありました。敗戦後、いろいろなイデオロギーもあれば社会事情の変化等々もあり、この間また総裁が言うように、いまや労使ともども運営の失敗を認めている。
ですから、いま財政が日本じゅうがひどいときに、この職場に自分が働いているんだ、そしてかつては国鉄一家と言われた連帯性、そしてすばらしいものを自分たちが運行したという誇り、こんなもので懸命にやっている姿が国民にわかってもらったら、これは国民全体も、毎年毎年赤字だからといって国民の税金を出すことを、こんなことがなくなる、あんなにやっているならひとつ加勢もしようじゃないか、こういう心理的なものが出てくる。
私は、総裁が国鉄一家であるために、なかなか実態がわからない。この実態を改革するためには、これ民間で言えばこれは破産会社であり、もう会社更生法の適用会社ですよ。その場合は全経営陣は退陣です。そして、管財人を置いて、労使相協力してその再建の道を求めるというのが民間の常識でございます。
○説明員(高木文雄君) 一つは、まず職員自身が、何といいますか、企業意識、まあよく親方日の丸とかいろいう言われますけれども、国鉄一家意識とか言われますけれども、企業意識についてどうもまだ欠ける点があるというふうに考えておりますし、それから労使問題と言いましても、単に鉄道の労使問題だけではなくて、社会全体の労働問題との深いかかわり合いがあるわけでございますし、そういう意味において私は皆様の御協力も得ながらということを
昔、国鉄は国鉄一家という言葉がございました。私も実は国鉄に五年ぐらいおりました。工事区長をしておりましたが、やはり全員がやろうということでないと、なかなかむずかしい問題があるんじゃないかと思うわけでございます。
国鉄一家意識も相当大きくこれは動いているかもしれませんが、正直言ってそういう雰囲気だ。郵政の場合においてはまことに陰湿だという批判が相当出ている。
国鉄一家の問題であると同時に、これは各国民の問題ですからね。
そうすると、赤字であるのに多額の金を支出しながらそれを使わないならば、何も金かけてつくる必要もないじゃないのかという気もしないではありませんし、また、そうして事故が起こったときに、いわゆる国鉄一家というふうなことで事故を起こした人に対する温情ある処置というものを講ずると、これはまたまた次の事故へといくのではないかというふうに思います。
まして、私いろいろ内情を聞いておるわけでありますが、国鉄一家といいますか、退職日をわざわざ四月一日にして、そして、おやめになる人たちについて昇給、ベースアップした上で上積みした退職金を支給する、そういう甘えが許されている体制かどうなのか。
ただ、その与えられた枠組みの中で、いわゆる親方日の丸と言われましたり国鉄一家と言われましたりするような点を大至急取り除いていくということで取り組む以外にないのではないかと思っております。
この書籍は大臣も読まれたと思うんでございますけれども、「誇りを失った〃傷だらけの鉄路〃」、「消え去った国鉄一家意識」、「孤立無援の中間管理者」、「スジの通らぬ職場管理」、「親方日の丸の甘い経営」、「労使関係を考える」など、約八章にわたりまして、新聞記者の立場から詳細に国鉄の経営内容を分析いたしております。