1980-11-05 第93回国会 参議院 本会議 第6号
政府は、国民犠牲の再建計画をやめて、国民に奉仕する国民のための国鉄づくりにその計画を転換すべきだと考えますが、総理の答弁を求めます。 日本共産党は、国鉄が国民本位の陸上公共交通機関の根幹としての役割りを果たすために、国鉄の真の財政再建を目指し、たくさんの国民とともに奮闘しながらがんばっていくということを申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。(拍手) 〔国務大臣鈴木善幸君登壇、拍手〕
政府は、国民犠牲の再建計画をやめて、国民に奉仕する国民のための国鉄づくりにその計画を転換すべきだと考えますが、総理の答弁を求めます。 日本共産党は、国鉄が国民本位の陸上公共交通機関の根幹としての役割りを果たすために、国鉄の真の財政再建を目指し、たくさんの国民とともに奮闘しながらがんばっていくということを申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。(拍手) 〔国務大臣鈴木善幸君登壇、拍手〕
(拍手) 反対理由の第二は、本法案で義務づけている国鉄の経営改善計画が、もうけ本位の国鉄、大企業奉仕の国鉄づくりを強力に推し進め、国鉄の公共性を放棄しようとするものにほかならないからであります。 政府は、国鉄の役割りを三つの分野、すなわち都市間旅客輸送、大都市圏旅客輸送、大量定型貨物輸送に限定しようとしているのであります。
五つの転換とは、第一に、運賃値上げと借金政策の行き詰まりを打開し、国鉄財政の民主的転換を行う、第二に、新幹線と大企業貨物中心の国鉄づくりをやめ、在来線の整備を強め、公共交通機関にふさわしい輸送網づくりに転換する、第三に、一方的な地方交通線の切り捨てをやめ、国鉄二分割方式を根本的に再検討する、第四に、モータリゼーション優先をやめて、公共交通機関整備優先の交通政策に転換をする、第五に、人減らし、合理化の
第三番目に、私は、国民のための国鉄づくりのため、国鉄経営に対し次の事項を提言しておきますので、政府及び国鉄当局におかれまして慎重に御検討され、善処されますようお願いをしたいと考えます。 その第一は、国鉄の位置づけと役削りについてであります。 国鉄の使命は、安全の確保と旅客、荷主へのサービス向上にあります。それがため、正確、利便、快適、低廉及び無公害などの条件が具備されなければなりません。
であるとの立場から、第一に、全国平均より収入は低く、物価は高いという岐阜県の雇用労働者の生活の実態、第二に、国鉄法の目的規定に基づく国鉄の位置づけ及び使命、昨年の運賃五〇%値上げによる利用減及び岐阜−名古屋間の名鉄より高い運賃格差、本年度一九%の値上げによる国鉄離れの促進、借入金の元利返済及び借入金による工事費の増加、国鉄の資産及び政府出資額等、利用者から見た国鉄を取り巻く問題点、第三に、国民のための国鉄づくりのための
一に、大企業本位の国鉄づくりのために莫大な設備投資を借金に次ぐ借金で賄い、六兆八千億円の借金の重圧で財政破綻をし、利子負担は五十年は四千五十五億、五十一年は五千百十四億、一日平均十四億になる。二に、過大な減価償却制をとり、五十一年度は二千九百九十四億円の金を落としている。
ところが、自民党政府は、わが党のこの建設的な提案には耳をかさず、大企業中心の日本列島改造のため、十カ年で十兆五千億円という莫大な設備投資を四回の運賃値上げという国民の犠牲によって行い、もっぱら大企業奉仕の国鉄づくりを強行しようとしてきたのであります。
○富塚参考人 簡単に一言だけ申し上げておきたいのですが、やはり新しい国鉄づくり、再建問題は、先ほど申し上げましたように労使の相互の立場を尊重し合う信頼性の回復が一番基本だと私ども考えております。しかし残念ながら国鉄の機能の中には、きょう参考人に出席されておられるように動力車労働組合あるいは鉄道労働組合、そしてわれわれ国労、ほかにも数多い組合が存在をするのであります。
○説明員(山岸勘六君) 先生御指摘のとおり、私ども国鉄の諸設備が現状でよろしいというふうには思っておりませんで、福祉社会の論ぜられる今日、ますますじょうぶな国鉄にしていかなきゃならぬ、確実な輸送をする国鉄にしていかなきゃならぬというたてまえ、もちろん安全以前の問題として、じょうぶな国鉄づくりをしていかなければいかぬという立場で、いま見直しをしているところであります。
第二に、日本列島改造論、工業再配置、そういう計画に奉仕をして、大企業の貨物輸送力の増強を最優先するような、そういう国鉄づくりではなくて、国民のための通勤輸送力の増強をはじめとして、地域の住民の生活と経営を守る、そういう国鉄をつくっていただきたい。
ということで、再検討を終わっておりますけれども、その後の国鉄をめぐる情勢がだいぶ変わりまして、われわれといたしましては、やはり現時点におきましては新しい世紀の新しい国鉄をつくるんだという考え方に立たなければいけないということによりまして、やはりそれには何と申しましても企業内の有形無形の努力の結実がなければいけないということで、その時点に立ちまして、もう一ぺん過般の運動を違う次元から見直して、いま新しい国鉄づくりの
仙台鉄道管理局の局報においては、「新しい国鉄づくりに邁進しよう」と題して、実はその前日に、いわゆる十一月の十三日に予定されておるマル生地区大会中止はきわめて遺憾であるというような趣旨を盛った仙台鉄道管理局長鈴木秀昭さんの名前で部内に通達が出されておるわけです。この文書の中を見ましても、三回にわたって文書通達がなされたにもかかわらず、きわめて遺憾であるというような公文書が鉄道管理局内に出されておる。
悪いものは悪い、違うものは違う、いいことはいい、こういう方針でもって新しい国鉄づくりを私ども自身の手でやってまいります。