1970-03-17 第63回国会 参議院 文教委員会 第5号
○杉原一雄君 いまの答弁の限りにおいては私も反論する余地がないようにも感じますが、ただ、あえて佐藤総理の所信表明の中で私指摘したかったのは、国家、社会に貢献する、国運興隆の基礎を確立したいということが繰り返し強調されていることです。先ほど私が言ったように、「國體の本義」の中に貫かれている、理念じゃなくて、方法的には随身の道を歩くということが強要されてきた私であります。
○杉原一雄君 いまの答弁の限りにおいては私も反論する余地がないようにも感じますが、ただ、あえて佐藤総理の所信表明の中で私指摘したかったのは、国家、社会に貢献する、国運興隆の基礎を確立したいということが繰り返し強調されていることです。先ほど私が言ったように、「國體の本義」の中に貫かれている、理念じゃなくて、方法的には随身の道を歩くということが強要されてきた私であります。
「このため、特に、教育者のあり方をはじめ、幼児教育から大学まで、教育の内容及び制度の全般にわたって、新時代に即した教育体系をつくり上げ、もって国運興隆の基礎を確立したい」と力説されているわけであります。これはもちろん佐藤内閣全体の政策であり、基本 であり、展望でありますから、大臣にも異存がないことだと思うのであります。
「新時代に即した教育体系をつくり上げ、もって国運興隆の基礎を確立したいと念願しております。」——国運興隆を願わない者はいないんじゃないでしょうか、日本国民として。そういうものの考え方こそ私はおかしいと思う。国運興隆の基礎を確立したいということが何で悪いのか。私はそういうような気がしてならない。
○坂井委員 総理はさらに施政演説の中で、教育が内政の柱の一つであるということから、教育の刷新ですね、いま申しましたいわゆる人間教育を強調されまして、そうした中から「幼児教育から大学まで、教育の内容及び制度の全般にわたって新時代に即した教育体系をつくり上げ、もって国運興隆の基礎を確立したいと念願しております。」まことにごりっぱなことを申されました。
このため、特に、教育者のあり方をはじめ、幼児教育から大学まで、教育の内容及び制度の全般にわたって、新時代に即した教育体系をつくり上げ、もって国運興隆の基礎を確立したいと念願しております。 第三は、社会開発の推進と社会保障の充実であります。経済成長によって国民の所得水準は上昇し、個人的な消費生活は豊かになってまいりました。
このため、特に、教育者のあり方をはじめ、幼児教育から大学まで、教育の内容及び制度の全般にわたって新時代に即した教育体系をつくり上げ、もって国運興隆の基礎を確立したいと念願しております。(拍手) 第三は、社会開発の推進と社会保障の充実であります。経済成長によって国民の所得水準は上昇し、個人的な消費生活は豊かになってまいりました。