1994-02-09 第129回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
ソマリアの話がありましたが、国連管理下の軍が行って、ソマリアで戦争を抑えるどころか自分が戦争を始めちゃっているんですね、あれ。 最近、冷戦が終わって出てきた一つの国際政治関係の議論で、プリベンティブ・ディプロマシーとかポジティブ・サンクションとかいう議論があります。
ソマリアの話がありましたが、国連管理下の軍が行って、ソマリアで戦争を抑えるどころか自分が戦争を始めちゃっているんですね、あれ。 最近、冷戦が終わって出てきた一つの国際政治関係の議論で、プリベンティブ・ディプロマシーとかポジティブ・サンクションとかいう議論があります。
そういう状態の中で、国連が参加して国連管理下の選挙をやっても意味がないんじゃないかということを言って、だからまず完全撤退を確認してくれということをしきりに言うんですが、これは日本政府はどうお考えですか。
たとえ国連管理下の選挙といえども、このままで選挙をやれば、そのベトナム人がカンボジア人の顔をして投票する結果になるじゃないかと、こういうことを主張していたわけですね。彼は非常に強い調子で、我々はベトナム人を敵だと思っているんだと。したがって、カンボジア問題解決の会議には必ずベトナムが当事者として参加しなければならない。
について御説明いたしますと、九月の二十九日にイギリスがイニシアチーブをとつて、米国の同意を得て八箇国の共同提案、すなわちイギリス、オーストラリア、ブラジル、キユーバ、オランダ、ノールウェー、パキスタン、フイリピンの八箇国の共同提案が出されておりますが、その要旨を申し上げますと、一つは国連は全朝鮮にわたる安定條件を確保するためにあらゆる適当な処置をとること、第二には統一、独立、かつ民主的政府樹立のため国連管理下