2000-04-21 第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
憲章改正をあらゆる問題について提案しますと、もう各国の利害は錯綜しておりますし対立しておりますし、全く実現不可能ですので、私の基本的な考え方は、憲章改正を必要とする国連改組案は、それは最小限のものにとどめて、あとはできるだけ現実的に、憲章改正を伴わないで、なおかつ国連憲章の解釈と運用の中で実現できる改組をしていくべきではないか、こういうふうに考えております。
憲章改正をあらゆる問題について提案しますと、もう各国の利害は錯綜しておりますし対立しておりますし、全く実現不可能ですので、私の基本的な考え方は、憲章改正を必要とする国連改組案は、それは最小限のものにとどめて、あとはできるだけ現実的に、憲章改正を伴わないで、なおかつ国連憲章の解釈と運用の中で実現できる改組をしていくべきではないか、こういうふうに考えております。
○佐々木(良)委員 私の望むような答弁がいただけないのはまことに残念でありまして、私は基本的な国連改組案を持って臨む、その方針の内容の、せめて形だけでも伺いたいと思ったのでありまするが、まだとてもそういう状態ではなさそうであります。責めてみましても、これは理屈と理屈の応酬になろうかと思いますから、先へ急がざるを得ないと思います。 ただ最後に私は重ねて要望いたしておきます。