1972-02-01 第68回国会 衆議院 本会議 第5号
西村前防衛庁長官は、国連否認、中国誹瀞の発言がありました。憲法前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」という、国際主義、国連中心主義の規定があるのでありまして、まさにこれも憲法違反であります。原前労働大臣について言うならば、養老院云々、こんなこともありませんが、全く前近代的な発言であって、内閣と自由民主党の奥深く巣くうておるところの体質であります。
西村前防衛庁長官は、国連否認、中国誹瀞の発言がありました。憲法前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」という、国際主義、国連中心主義の規定があるのでありまして、まさにこれも憲法違反であります。原前労働大臣について言うならば、養老院云々、こんなこともありませんが、全く前近代的な発言であって、内閣と自由民主党の奥深く巣くうておるところの体質であります。
倉石元農相の憲法否定、いわゆる憲法のめかけ論の問題、小林元法務大臣の国会否認、西村前長官の国連否認のこういう発言、しかも今年になってからも四名の閣僚が辞任をしておる。そのお二人は失言によって辞任をせざるを得ない、七月の改造以降もう三名じゃありませんか。