1986-10-09 第107回国会 参議院 外務委員会 第1号
○政府委員(藤田公郎君) ただいま委員の御指摘になりました南北国連同時加盟、それからクロス承認の問題、これは特に今回の倉成大臣の国連一般討論演説で新しく打ち出されたというものではございませんで、もう委員も御承知のとおり、朝鮮半島の平和達成のための一つの選択肢ということで考えられるんではないかということで我が国がいろいろな機会に表明してきた考え方だということはよく御高承のとおりでございます。
○政府委員(藤田公郎君) ただいま委員の御指摘になりました南北国連同時加盟、それからクロス承認の問題、これは特に今回の倉成大臣の国連一般討論演説で新しく打ち出されたというものではございませんで、もう委員も御承知のとおり、朝鮮半島の平和達成のための一つの選択肢ということで考えられるんではないかということで我が国がいろいろな機会に表明してきた考え方だということはよく御高承のとおりでございます。
わが国としては主張すべきことは主張するとの立場よりかかる事態の是正をソ連側に要請してきておりますが、他方、日ソ間の対話も必要との認識から、昨年六月の国連軍縮特別総会に際し、また、同じく十月には国連一般総会に際し、日ソ外相会談を行い、日ソ間の最大の懸案たる北方領土問題については、これを速やかに解決して日ソ平和条約を締結することが重要とのわが国の基本的立場を改めてソ連側に伝えました。
わが国としては主張すべきことは主張するとの立場より、かかる事態の是正をソ連側に要請してきておりますが、他方、日ソ間の対話も必要との認識から、昨年六月の国連軍縮特別総会に際し、また、同じく十月には国連一般総会に際し、日ソ外相会談を行い、日ソ間の最大の懸案たる北方領土問題については、これを速やかに解決して日ソ平和条約を締結することが重要とのわが国の基本的立場を改めてソ連側に伝えました。
これは主として第二十五回国連一般総会に出席いたしまして演説をするためでございます。その機会に米側あるいは一般総会に参集してくるであろう関係各国の外務大臣等とできるだけ懇談をいたしたいと思っておりますが、その後、中南米大使会議あるいはヨーロッパ大使会議等にも出席をいたしまして、日仏定期協議が今年はフランス側で行なわれることになっております。
これは国連の組織上の問題だと思いますけれども、国連一般とではなくて、「国連開発計画」というものとそれぞれの国と協定を結ぶというのが例になっておりまして、今回の場合もそういうふうに締結されるわけでございます。
国連一般の空気としては、大国だけでやっておる、十カ国委員会だけで、小国の利害をわきまえないで論議され、決議されることは、そのこと自体が世界各国に関連してくることでもありますので、望んでおりませんが、しかし、そうしたとにかく現実の問題としては、やはり大国の関係において話し合いがまずつかなければならぬということを見ておりますから、その十カ国軍縮委員会と国連における軍縮委員会との関連性をどういうふうに持たしていくかということが
国連一般につきましては外務省からお答えすることにいたします。
国連軍として出るならば、これは国連一般の費用負担になるでありましよう。従つて日本国民の税負担にも関係するのであつて、いかなることが国連の行為であり、いかなることが駐留軍としての日本防衛の行為であるか、これを明確に規定する必要があると思うのであります。 最後は、先ほど申し上げたと同じく、費用分担の問題であります。これらの事項について、政府は明確なる答弁を示していただきたいと思うのであります。