2018-02-21 第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
思い出しますのは、一九九二年以降のカンボジア国家再建の過程で、当時、国連カンボジア暫定行政機構が民主的選挙の方法を知らない市民への教育、広報のため、識字率が低いという環境下で独自のラジオ局を設置したことを受けて、日本も含めまして海外から不要になったラジオを集めカンボジアに送るといった草の根の運動が展開をされておりました。
思い出しますのは、一九九二年以降のカンボジア国家再建の過程で、当時、国連カンボジア暫定行政機構が民主的選挙の方法を知らない市民への教育、広報のため、識字率が低いという環境下で独自のラジオ局を設置したことを受けて、日本も含めまして海外から不要になったラジオを集めカンボジアに送るといった草の根の運動が展開をされておりました。
実は、これはちょっと余談でありますけれども、一九九二年五月十三日の朝日新聞によりますと、国連カンボジア暫定行政機構の明石康先生が国連事務総長特別代表として発言されておりますけれども、当時のPKO関連のいろんな問題がございました、そのPKOに関連して、沖縄に資材の集積所をつくる提案をなさっております。
今回の事件に関連して、国連カンボジア暫定行政機構、UNTACの捜査結果が近く発表される予定と聞くが、また報道によれば、殺害者はいわゆるポル・ポト派ではないと伝えられているが、政府は、真相の究明、犯人の特定、公平な措置がとられるよう、UNTACに強く求めるべきであります。今日まで政府がとってきた措置について報告をしていただきたいと存じます。
国連カンボジア暫定行政機構、いわゆるUNTACでございますけれども、ことしの五月の末に憲法をつくる議会、憲法制定議会、この選挙を行うことにしております。この要員の派遣につきまして、日本時間の四月十三日に国連から要請がございまして、日本側としては受領したところでございます。
こういう時代でありますので、国連をどう評価するかが問題でありますけれども、中東戦争のようなことがありますと、第三世界の人々から見れば、あれは大国の大連合であって軍事的に第三世界を抑圧するものであるというふうに映るようでありまして、この点でカンボジアにおける国連カンボジア暫定行政機構というのは壮大な実験ではありますけれども、第三世界の人の国連を見る目というのは非常に厳しいものがあるということを申し上げたいと
「国連カンボジア暫定行政機構(UNTAC)の活動が成功するかどうかの一つのかぎは、ポル・ポト派幹部で、パリ和平協定に否定的立場をとり、独自に軍事攻勢を強めている強硬派のタ・モック司令官派(約六千人一の動きにある」というふうに今川大使は指摘をした。プノンペン政府のフン・セン氏が「自衛隊派遣を要請した背景にもタ・モック派への懸念がある」と思われる。
長い戦争によりまして、完全に荒廃したカンボジアを復興させ、新たな国づくりに国連が責任を持って取り組むため、既に国連カンボジア暫定行政機構、UNTACによって壮大な試みが行われつつありますが、何としてでもこれは成功させなければなりません。
いよいよUNTAC、国連カンボジア暫定行政機構が本格的な活動を始めます。報道によりますと、一昨日の十日に、UNTACに所属するところのPKFの第一陣、たしかインドネシアじゃなかったかと思いますけれども、PKFの第一陣がプノンペンに入ったというふうな報道が出ておりました。
近く国連カンボジア暫定行政機構UNTACが発足いたしますが、さきにカンボジアのプノンペンを訪れられた社会党の田邊委員長に対しシアヌーク殿下とテア・シム国会議長は、地雷の除去のために日本の自衛隊の協力をお願いしたいと求めたと伝えられています。また、国連暫定行政機構の最高責任者には、日本人の明石康国連事務次長が起用されました。
去る一月二十日、私は国連カンボジア暫定行政機構の最高責任者に任命された明石康氏にお会いをいたしました。政治問題の調整、経済復興、武力抗争の監視、平和環境の促進、総選挙による民主的政治の実施、四派抗争の傷跡を背負った状況の中で、どうしても平和的使命を達成しなければならない決意を訴えておられました。