1975-12-23 第76回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号
そういうことで、われわれベリリウムは非常に注目をいたしておりまして、判断条件をつくるための調査をするということには、これはリストアップをいたしておりまして、優先順位としては非常に高いものであるというぐあいに解してやっておりますが、また一方、国設大気汚染測定網あるいは各地のコンビナート等での調査の粉じんの解析の中にベリリウムを入れておりました。
そういうことで、われわれベリリウムは非常に注目をいたしておりまして、判断条件をつくるための調査をするということには、これはリストアップをいたしておりまして、優先順位としては非常に高いものであるというぐあいに解してやっておりますが、また一方、国設大気汚染測定網あるいは各地のコンビナート等での調査の粉じんの解析の中にベリリウムを入れておりました。
次のページにまいりまして、四番の公害監視測定体制の強化三億三千百十万円でございますが、内容は二つございまして、一つは、国設大気汚染測定網の整備運営費でございまして、五千百十万円でございます。
まず(1)の、国設大気汚染測定網整備運営費でございますが、これは御承知のように、昭和四十年度以降おおむね四十八年度完成予定で全国に二十カ所の国設の大気汚染測定所を設け、建物は国でつくりましてその運営は都道府県に委託する、そういう方式をとってまいったのでございますけれども、四十五年度末現在では十三ケ所に整備される予定でございます。
ところが、オキシダント・レコーダーだけはどうにもうまくいきませんで、そこでどうにも国産化できないという羽目になりまして、昭和四十年度に国設大気汚染測定網を張ったときに、これはアメリカから輸入しまして、そして大阪と東京都に入れたわけでございます。
それによりますと、全国の国設大気汚染測定網、これはアメリカと完全に比べられる形で調べておりますが、その限りでは大体アメリカの二分の一でございます。それからもう一つ工業地帯というところでも徹底的な調べをいたしておりますが、それは国設測定網より倍くらい高いのでございます。国設のほうが全体としてこの一年間で大体一立方メートル当たり〇・五マイクログラムという平均がございます。
さらに四十一年度からは、東京都、大阪市、尼崎市の国設大気汚染測定網を、四十四年度末には十一カ所が稼働しておりますが、四十五年度には二カ所ふえることになっております。この測定網におきまして鉛の測定をやってまいったわけであります。
○説明員(橋本道夫君) いま御指摘のありました金属物質の点につきましては、私どもも昭和四十年以来それに着目いたしまして、全国の国設大気汚染測定網を大気汚染防止法に基づきまして、将来、必ず問題になるであろうと思われます金属物質、いまおあげになりましたほかにも幾つか調べております。全国的に調査を進めております。
それから国設大気汚染測定網につきましては、従来からの方針どおり二十カ所を目標といたしまして計画的な整備を進めることとし、明年度は新設二カ所、京都市と大牟田市の二カ所を見込んでおります。 地方監視体制につきましては従来どおり助成をはかってまいる考えでございます。
それから、公害監視測定体制整備費の中で、大気汚染測定網整備運営費がございますが、これは先ほど大臣の所信表明の中にありました、いわゆる国設大気汚染測定網の整備費でございまして、新しく二カ所分が増設になっております。既存の測定地域は七カ所でございます。 それから、地方公害監視等設備整備費でございますが、これは地方のモニタリング整備につきまして、国が補助をいたすわけでございます。