1949-11-29 第6回国会 衆議院 法務委員会 第14号
仙台市の西北に国見山峠というのがございます。仙台市より約二里あるいは二里半であります。大沢村というなだらかな丘陵地にいい場所が十何万坪ありまして、将来少年院の子供たちが農耕、開墾をやる場合にもいい場所がある。
仙台市の西北に国見山峠というのがございます。仙台市より約二里あるいは二里半であります。大沢村というなだらかな丘陵地にいい場所が十何万坪ありまして、将来少年院の子供たちが農耕、開墾をやる場合にもいい場所がある。
ただいまの国見山峠も第一の候補地として市から提供せられたのであります。その当時技官の者も向うに派遣しまして土地の状況を見ましたが、その通路は峠でありまして、なかなかトラツクの通うような峠ではなさそうでありまして、材料を運ぶように道路を直すには相当多額の費用がいるというようなことを当時市会の一部の方は申されておつたそうであります。
建設の場所についてはいろいろ観光施設或いは風致地区、それから都市計画というような、いろいろな重大な問題が関連して参りますので、予め市或いはその他の当局と設置場所決定についてはよく協議して貰いたい、尚進んで自分達がこの適地を斡旋したいというので、市長は七ケ所かを用意いたしまして、特に一ケ所はここにも書いてあります通り、仙台に西部観光協会というのがありますが、その観光協会が盡力いたしまして、そうして国見山峠