1996-04-30 第136回国会 参議院 厚生委員会 第12号
この再構築のスケジュールについては、計画の初年度であります平成八年度において、まず第一にただいま御審議いただいております社会保障研究所の解散と国立社会保障・人口問題研究所を新たにといいましょうか、実質上は合併でしょうが、新たに設置をするという問題、第二に国立多摩研究所を国立予防衛生研究所の支所としてハンセン病治療研究センターに改組するといった点、第三に国立公衆衛生院を発展的に改組して設置する国立保健医療福祉政策研究所
この再構築のスケジュールについては、計画の初年度であります平成八年度において、まず第一にただいま御審議いただいております社会保障研究所の解散と国立社会保障・人口問題研究所を新たにといいましょうか、実質上は合併でしょうが、新たに設置をするという問題、第二に国立多摩研究所を国立予防衛生研究所の支所としてハンセン病治療研究センターに改組するといった点、第三に国立公衆衛生院を発展的に改組して設置する国立保健医療福祉政策研究所
このために、国立試験研究機関の重点整備、再構築を進めていくこととしておるわけですが、この中で、国立多摩研究所につきましては、研究所の組織の規模が比較的小さくて新規分野への対応及び先進技術の導入に限界がある、さらに、分子生物学及び免疫学の進展に伴って、ハンセン病のみを対象とするよりも感染症全般を対象とした研究体制の中で、他の分野の研究成果、こういったものの活用が図られる、こういったことから、国立予防衛生研究所
○大野(由)委員 今回、多磨全生園に隣接してあります国立多摩研究所が国立予防衛生研究所と統廃合されるわけですけれども、統廃合によって人員がちょっと削減される、事務職が削減されるということです。これからハンセン病制圧のために、WHOのハンセン病制圧計画の予算の八割を日本の団体が寄附で賄っているという報道を私は読みました。しかし、日本人はいわゆる顔の見える貢献をしていない。
ハンセン病に関します国際協力は、平成元年度から国立多摩研究所におきまして開発途上国からの研修生を受け入れており、現在、七期生五名が研修を続けているところでございます。
また、御指摘のございました国立多摩研究所でございますが、御指摘のとおり、国立予防衛生研究所と統合する、こういうことで進めておるわけでございますが、その研究組織はハンセン病治療研究センター、こういう名称に名称変更をいたしました上で引き続き現在地に残す、こういう予定にいたしております。
○政府委員(田中健次君) 国立多摩研究所でございますけれども、この研究所はハンセン病の予防、それから治療に関します調査研究を目的に設立をされました我が国唯一の研究機関でございまして、国内のハンセン病患者の減少に大きな貢献をしてきたというふうに評価をいたしております。
○栗原君子君 そこで、私は日本としてもさまざま果たす役割があるように思うわけでございますが、このハンセン病の専門研究機関であります国立多摩研究所というのがありまして、この間そちらへもお伺いをいたしましたけれども、この国際研究事業をやっていらっしゃるわけでございます。そのハンセン病の研究コースを特設して中国とかタイとかインド、フィリピンからも研究生を受け入れていらっしゃるわけでございます。
○山原委員 私は、これは当然十分話し合いをすべき問題だと思いますし、同時に、たとえば一例でありますけれども、国立多摩研究所の場合は、これは筑波移転に反対であると最初に書きまして、特にらいの問題が出ているわけですね。