2018-05-18 第196回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
当時、日本政府がこの核燃料サイクルにかじを切った当時は、原子力発電がこれから夢のエネルギーとして、あらゆるものが、車も何もかも原子力で動くんじゃないか、ウランの争奪戦が始まってウランの価格が高騰する、その前に、日本に輸入したウランを回していって、国産燃料としてプルサーマルでやるべきじゃないか、そういった思惑で、未来予想図で始まった計画だと私は承知をしております。
当時、日本政府がこの核燃料サイクルにかじを切った当時は、原子力発電がこれから夢のエネルギーとして、あらゆるものが、車も何もかも原子力で動くんじゃないか、ウランの争奪戦が始まってウランの価格が高騰する、その前に、日本に輸入したウランを回していって、国産燃料としてプルサーマルでやるべきじゃないか、そういった思惑で、未来予想図で始まった計画だと私は承知をしております。
これは核分裂物質でございますから燃料として当然利用できるものでございまして、こうして日本の国内でウラン燃料を燃やすとできてくる燃料なのでこれを純国産燃料だというふうに呼んでいた方も過去一時期はございます。
一説によると、これはIAEAでローゼン原子力部長等もこういう分析をしておりましたが、米ソは将来の資源を確保するために、まずある石炭、石油、ウランを使って、そのプルトニウムは将来のエネルギー源として確保しておるのじゃないか、こういう見方もあるという見解も示しておりましたが、私は、これほど資源のない我が国が自前の燃料として、純国産燃料としてプルトニウムを云々するなら、慌てて使うことはない、水の中につけておいて
そういうような意気込みでいろいろな原子力発電所から、さらに三十年たって、いよいよ準国産燃料化の時代を迎えないと、日本のエネルギーをこれからセーフティーとしてきちっと守っていけないだろうというふうな長い長い論議の合意の中で、よし行くかというふうなことで、働く者もそうでない者も心を一にして、いわば国全体の発展のためにということで額に汗して働いている連中もおるんだということを御認識いただきながら、関係省庁
このような農林産の廃棄物につきましては、こういうものを原料といたしますアルコールは、我が国のようにエネルギー資源が非常に乏しい国にとりましては貴重な国産燃料である、かつまた未利用資源の有効利用ということからも極めて意義のあることであるというふうに考えておりまして、今後とも開発に意を用いてまいりたい、かように考えております。
先月の十日に発効いたしました米国の核不拡散法では、米国の国産燃料の再処理について事前同意が必要となっているわけでございますが、現在の日米原子力協定ではその点が触れられている、わが国への影響は当面ないと言われておりますけれども、そう考えてよろしゅうございますか。
○政府委員(山野正登君) 使用済み燃料といえども、できるだけ国内にとどめて、いわゆる純国産燃料として活用する道を開いておくという点はまさに先生の御指摘のとおりだと存ずるのでございますが、長期的なわが国の再処理の方針といたしまして、できるだけ現在の動燃の実験工場に続きまして第二次再処理工場という実用工場を実現しまして、国内で再処理を技術的に行い得るという体制を詰めるというのを基本方針にしておるわけでございますが
そこで何とかしてこの燃料棒を国産にしようというので、国産燃料棒にかえたわけなんです。そこで国産燃料棒にかえたときに、そのおおいに傷がついた。それが四十二年の四月から入れておったが、四十三年の四月になって一本破損が出てきた。それから最近までに合わせて七本あった。あとは破損しているわけじゃないが疑わしいものがあった。
一つは、これは国産燃料だった。いわゆる人形峠のウランを挿入したんだ、こういうことですね。そういうふうに伝えられているのですが、そういう観点からこれはひとつ大事にしなければならぬ。そこで、その原因がどこにあるか。損傷個所はどんなのかということを知りたいわけです。 もう一つは、結局、東海村における原研それ自体の栄光というものを、いままでわれわれはやはりたたえてきたわけです。
○近江委員 あと、この話をやっていけば幾らでもありますので具体論に入りますが、要するに、こういうような破損を続けている国産燃料をこのまま使用していって、また第二、第三の事故が起きてくる非常に大きな危険性を持つわけです。この点、これからどうなさっていくおつもりか。将来というお話をさっきされましたけれども、将来といったって何年先か、十年先も将来は将来。その辺、どういう具体策を持っていらっしゃるか。
それからいまお話がありました、国産燃料を使うのはおかしいじゃないか、カナダから輸入しておった、アメリカから輸入しておった燃料棒を使っておる間は異常がなかったじゃないかと。そこなんですよ、問題は。アメリカから輸入して使っておりゃ、それで事は済むんですよ、あなた方からお叱りを受けなくても。
○梅澤政府委員 燃料そのもの、国産燃料として二百九十本これをつくりましたわけでございますが、そのつくりましたときの契約の時期、そのときに考えますと、前の外国からとりましたものの使う時期、そのときの予定が実は延びたわけでございます。したがいまして、前の燃料で相当の時間のカバーができた。したがって、国産燃料を使う時期が少しおくれたという関係がございます。
最初の燃料につきましては、ただいま申し上げましたように、アメリカからの供給によるものを入れるわけでございますが、その次の取りかえ燃料、したがいまして昭和四十七年ごろになりますと、ただいま申し上げましたような工場でできます国産燃料を装入したい、こういうぐあいに考えております。
先ほどからお尋ねしているように、現実が現実ですから、そのことを乗り越えて、いわゆる国産燃料がどの炉にでも、いまお答えになったように、燃料専門メーカーはどこにでも合うのだ、どこにでも供給できる、そういうようなことが実際問題としてここしばらくの間に可能なのですか。
このようなことが今後実行されまするならば、日本の国産燃料の加工の技術というものはそれほどお粗末なものではないというふうに感じております。
問題は、原子力発電、これをだんだん経済性、またその安全性も確保される、こういう現況において、また、将来のエネルギー源全体の関係等をにらみ合わせて、今後いかにあるべきかというのを考える、そういう場合に、この国産燃料と真剣に取り組む段階にきておるだろう、かように思いますが、いずれ原子力委員会等におきましてもさらに検討を続けてまいりたい、かように考えます。
そういう点から考えますと、私はこの燃料の国産化という問題——いま国内における探鉱を行なっているという現実、そして実際にはそれを使用する計画があるのかないのかという点から考えますと、原子力長期計画の百万キロ、おおよその百三十万キロの計画に対して国産燃料を使う計画は何もないということが明確になる。
これに対して、一体国産燃料というものをどういうふうにかみ合わしていくかということは、やはりこれは原子力委員会の方ではっきりした計画を出していただきませんと、われわれとしてもただむだな国費を使いたくないという気持はあるわけです。しかし、将来私どもは非常に希望を持っているわけで、そこらのところもあわせて一つ石川先生からお話を伺っておきたい。
結局、原子力エネルギーの理想論からいえば、燃料も国産燃料でもっていくということが一番理想で、それは濃縮ウランという点になれば別問題でございますけれども、とにかく日本で自国産のエネルギー燃料を持つということは非常に望ましいことでありますが、これは何も私が申し上げるまでもなく、石川先生よく御承知のことと思うのですが、最初にボーキサイトからアルミニウムを金属化したときには、金よりも高かったといわれておるわけです
○赤澤委員 国産燃料の開発について、公社のお考えを一、二お尋ねしたいと思うのですが、大臣が幾らも席におられないようですから、その中の若干の点について、大臣の考えをさらに承っておきたいと思います。 御承知の通り、国際的に燃料価格がどんどん下がって参りまして、最近AECあたりもだいぶ考え方を変えておるように思います。
そこで、第一の国産燃料の開発でございますが、これにはいろいろと今までも当局においても努力されてきておるのでありますが、かつては、わが国においては原子燃料はほとんどないのではないかというようなことでございましたが、先年の岡山県における人形峠の発見から、急速にウラン鉱区の開発ということが問題になって、懸命にやっておられるのであります。
しかし、国産燃料で品位のいいものが出ますれば、必ずしも外国の燃料にたよらないでも、コスト上独立採算でいけるという見通しもあるわけであります。大事なことは、そういう高品位の燃料を探すということでありますので、そういう探索費等はやはり十分国家として計上しなければならないと思っております。
国内でウランを開発をいたしまして、自給の国産燃料を使ってそうして原子方発電を安いコストでやりたいというのが、少なくとも私の当初の念願でありまして、そういう意味もあって、天然ウラン開発という意味でイギリス・タイプというものを、ほかの条件もありまして取り上げたわけであります。日本におけるウラニウムがこれからどれくらいとれるかということを見ますと、必ずしも希望のない様相でもございません。
○政府委員(佐々木義武君) 一番初めの国産燃料を中心にするか、海外からの燃料輸入を中心にするかという御質問のようでございますが、ただいままでは、主として中国地方でございますけれども岡山、鳥取地区で発見されました鉱脈は予想以上の大きいものでございます。ただ、質、量等は、その質はそれほどりっぱなものじゃないのでございますけれども、量から見ますと、相当なものでございます。