1984-04-19 第101回国会 参議院 商工委員会 第7号
○木本平八郎君 この問題で最後にもう一つは、確かに国産機械と外国の輸入機械を差別なさっていないということは、法律上というか取り扱い上、表面上は事実そうなんですね。ところが、実際は国産機と外国機だと一年の差ができちゃうんですね。ということは、外国の物を、仮にスキャナーならスキャナーを入れるときに、一億円ぐらいするようなものも六台ぐらい提供しなきゃいかぬわけです。
○木本平八郎君 この問題で最後にもう一つは、確かに国産機械と外国の輸入機械を差別なさっていないということは、法律上というか取り扱い上、表面上は事実そうなんですね。ところが、実際は国産機と外国機だと一年の差ができちゃうんですね。ということは、外国の物を、仮にスキャナーならスキャナーを入れるときに、一億円ぐらいするようなものも六台ぐらい提供しなきゃいかぬわけです。
また割賦・ローン保険につきましても、五十七年度から同じように、すべて国産機械と輸入機械と全く同じに扱うということで対応しているわけでございまして、この附帯決議の御趣旨に沿って私どもとしては対応しておると思っております。
○豊島政府委員 機械信用保険ができた当初におきましては、どちらかというと日本の国内情勢も日本の機械工業が先進国に追いつけ追い越せ、こういう意気込みでやっていたわけでございますから、当然のことながら国産機械を対象にしておったわけでございます。しかし、現在のところすでに日本の機械工業の水準も非常に高くなってきている。
輸入機械を入れたほうがいいのか、あるいはあくまでも国産機械だけを対象にしたほうがいいのか、この点はわかりませんが、ともあれ、この法律の目的の中に、はっきりとわが国の機械工業の振興ということがうたわれている限りは、輸入機械を、これからまあドルも過剰な時代でもあるからどしどし入れてきて、それはもちろんリース業者ないしはそのユーザーが考えることですから何でありますが、政府がやることじゃございませんけれども
○山形(栄)政府委員 外国輸入機械を本法の対象にしないということではございませんで、私の昨日申し上げましたのは、でき得れば国産機械が対象であることが望ましい。従来は実は国産機械だけでこれを運用してまいりましたことも事実であるわけでございます。
私は、それがこの法律の目的の二つのうちの一つである機械工業の振興に資する——もちろんこれは国内機械工業ですから、したがって、この法律の目的の項目にひっかかって、いままでは国産機械を主としてやってきた。しかし、今日国際経済情勢というのが非常に変わってきて、いままでのように国産機械を優遇するという観点じゃなくて、専門的ないい機械があれば、どこのものでも買っていいじゃないか。
国産機械の使用の促進ということが一つの目的であったわけでございますが、ただいま先生お話しのとおり、これからの中小企業も優秀な輸入機械を入れまして急速にその実力を涵養向上することが必要に相なろうかと思いますので、この辺につきましては弾力的に応じたい。具体的に申し上げますと、個別の承認で適切なる輸入機械につきましてもこの保険の対象としてこれを運用してまいりたい、こう思っておるわけでございます。
そのほか、たとえば輸入機械を防衛して、日本の国産機械、これを優遇促進させようということで、輸入機械の延べ払いに相拮抗するような延べ払い条件を日本の機械メーカーが機械を売る際に適用できるように、そういう振興資金というような使途を限定して、それは通産省がこれこれの対象の機械は輸入を確かに防衛することになるから、かつ輸入の際に向こうは非常に長い延べ払い条件を提示してくるので、日本のユーザーはそれと同等の条件
○政府委員(高橋淑郎君) 極力国産でまかなうように進んでおりますが、しかし機種によりましては外国から技術提携によってあるいは技術導入によってやる、あるいはものによっては輸入機械にたよらざるを得ないということでございまして、これはメリヤス、染色、紡績、織布、いろいろの分野あるいは機種によって相違がございますが、極力国産機械の開発を進めたいというのが私たちの考え方でございます。
おっしゃるように、法律にきめておいて、それでやったらどうかというお話でございますが、どのような分野で新しい技術革新が行なわれるかというのは実はよくわからない、予期できないというようなこともございまして、半年ごとに見直して、そのつど、当時の日本の工業技術水準などを考えまして、あるいは製造水準などを考えまして、そこで審査いたしておる、その場合、これはぜひ申し上げておかなければならないことなんでありますが、国産機械
○近藤信一君 最近国産機械も非常に高く評価されておることは局長も御承知のとおりだと思うのです。特に、ベアリングなんかは、外国でもこれはもう世界一番だというように高く評価されておるわけなんですが、これは体質を改善していけば、輸出も当然増加してくると思うのです。
であるとか体質改善、国際信用の付与ということだろうと思いますが、その点で設備投資が過剰になった、それが現在の工作機械の沈滞を招いているというようなことは、政府のほうの計画にミスがあったということに、一応そういうふうなニュアンスに私どもはとったわけですけれども、その需給の見込みというものは非常に立てにくいとは思いますけれども、今後輸出のことあるいは輸入の機械のことを考えるというと、かなり振興していって国産機械
○近藤信一君 さらに、仕様上満足できる国産機械があるにもかかわらず、この外国機械を購入した事例というものがかなりあるのでございますが、いわゆるそれの理由としては、いろいろあげられておるけれども、性能がよいと思った、こういうものが一五%から二〇%。それから操作しやすいと思ったというのと、それから経年変化が少ないと思った、こういうふうに思ったものがそれぞれ約一〇%。
ですから国産機械の使用を奨励する運動、これを強制するわけにいきませんが、奨励する啓蒙なり運動というようなものを強化すべきじゃないか、こう思うのです。アメリカでは日本の品物、たとえば日本の鉄鋼にしましても、アメリカと同じ値段なら絶対に日本のものを買わないそうです。一割ぐらい安ければ、それじゃ日本のものを買ってやろうかな、アメリカの市場で売られるものよりも日本のものが一割から一割五分安ければ買います。
○三木国務大臣 国産機械の奨励は、日経連を中心にして積極的に奨励運動をやっておりますが、われわれ通産省としても国産の機械を使うような奨励というものは今後とも強力にやっていかなければならぬ。
もう一つは、海外経済協力を推進していきます場合に、態様別に見た場合に、賠償とかあるいは国産機械の拠出とか、そういう政府ベースのもののほかに、民間べースで、たとえば五年超の延べ払いとかあるいは民間投資とか、いろいろな態様があるわけですけれども、その中で一番問題と考えますのは、直接借款というふうな形をとる場合の経済協力でございますけれども、これにつきましては、いままであまり積極的には行なわれ得なかった。
ただ、国営保険の場合と違います点は、対象が耐久消費財、むしろそちらのほうに重点があるように聞いておりますのと、それから、どうしても加入者には大企業者が多い、それからまた、国産機械だけでなくて輸入機械も対象になっておると聞いておるわけでございまして、信用保険を担保する点においては非常に類似した点がございます。
私どもは、その会議にも、農業機械化研究所の責任者を参加をさせまして、なるべく早い時期に、大型の農業機械につきましても、そういった国際的な規格、基準あるいはそういった単純化、部品の共通化といったような点で、輸入機械と国産機械との間に大きなみぞができませんように、できればなるべく早急に大型機械の検査等につきましては、OECDが採択しております共通の検査規格、検査方法をわが国でも適用いたしたい、現在やっておりますものとそれほど
そうして「国産機械の開発改良の促進」、いまだその技術が十分ではないというようなこと。それから最後に、「コンバイン導入に伴う米の流通形態の検討」ということをあげておる。
○政府委員(森崎久壽君) 国産機械の延べ払い条件の問題でございますが、輸入機械に比しまして悪い場合には、結局、国内のユーザーは輸入機械を使うということになるわけでございますので、数年前から、この問題について検討いたしまして、昭和三十七年からは、重電機につきまして、国内の延べ払いを実施しまして、さらに三十八年度からは、機械類につきまして、国内の延べ払いを実施いたしております。
それから、国産機械が開発されない場合には、同じような性能の機械が海外から輸入される以外に方法がないというような機械。現在どんな機械があるかと申しますと、いまのところは連続圧延機、それから遊星圧延機、それから非常に大きな超大型の工作機械、大体そういうようなものがいま考えられております。
貿易のアメリカとの不均衡々まず直してもらいたいことと、東西貿易の拡大も必要でありますが、それと同時に、日本において貿易を伸ばすのには、中国やソ連にもやっているような延べ払い方式を後進国にだけ適用するだけではなく、やはり国内においても、延べ払い方式というものを相当確立しなければ、日本が技術を導入して高度の機械をつくっても、その市場が安定せず、また海外にこれを逆輸出することもできないと思うのですが、国産機械
次に、業種別の対策を御説明いたしますと、まず、国際競争力上問題の多い機械工業につきましては、特定機械、電子工業等の合理化を引き続き促進いたしますほか、輸入機械に対する国産機械の延べ払い条件上の不利を是正するため、国内延べ払い金融措置をさらに強化する方針であります。また、国産重機械の開発体制を確立するため、新たに開発銀行から試作一号機に対する長期低利の融資を行なうことといたしております。
次に業種別の対策を御説明いたしますと、まず国際競争力上問題の多い機械工業につきましては、特定機械、電子工業等の合理化を引き続き促進いたしますほか、輸入機械に対する国産機械の延べ払い条件上の不利を是正するため国内延べ払い金融措置をさらに強化する方針であります。また、国産重機械の開発体制を確立するため、新たに開発銀行から試作一号機に対する長期、低利の融資を行なうことといたしております。