1985-11-20 第103回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
いわゆる振興開発計画の基本目標は、本土との格差是正、経済の自立基盤整備ということで、まず全般的に国民的標準の確保を図っていこう、こういうことでございまして、先ほど申し上げましたようにこの十三年間の成果というものは顕著にあらわれている、こういうふうに私は思っておるわけでございます。 全般的に申しまして、そのハード面はやや順調に進捗している。
いわゆる振興開発計画の基本目標は、本土との格差是正、経済の自立基盤整備ということで、まず全般的に国民的標準の確保を図っていこう、こういうことでございまして、先ほど申し上げましたようにこの十三年間の成果というものは顕著にあらわれている、こういうふうに私は思っておるわけでございます。 全般的に申しまして、そのハード面はやや順調に進捗している。
県民が国民的標準を確保するための基礎条件整備のためのまじめな叫びであると私は考えております。いま一度、大臣の第二次振計達成に対する御決意、また昭和六十年度予算確保に対する御所見を承りたいと思います。
二次振計は、復帰十年の実績と成果を総括、点検して策定されたものであり、その意義と課題は、第一次に引き続き本土との格差是正と経済の自立的発展の基礎条件整備でありますが、第一次十カ年計画では目標達成が大きく狂い、大幅なやり残し、積み残しがあったので、二次振計ではこれらを取捨選択して実効性の高い計画にして、目標年度の昭和六十六年までにはすべての分野で国民的標準の確保を図ることを至上の命題とし、しかもそれは
ですから、この生活水準というのは国民的標準から見るとまさにぎりぎりのものですね、これは率直に言って。ですから、決して私は一律削減にはなじまないものだと思います。別枠増額七項目の中には人件費が入っておりますね、これは各省全体にわたって。労働省も人件費分は別枠になっている。ところが、この失対事業というのは主要な部分が実は労働力なんですね。ですから、ほぼ人件費に私は匹敵すると思います。
ところがそれに対して「政府案」では、「沖繩の各面にわたる本土との格差を早急に是正し、全域にわたって国民的標準を確保するとともに、そのすぐれた地域特性を生かすことによって、自立的発展の基礎条件を整備し……」と、こうなっておるんですね。
しかし、この振興開発の基本方針でもうたわれておりますように「この計画においては、沖繩の各面にわたる本土との格差を早急に是正し、全域にわたって国民的標準を確保するとともに、そのすぐれた地域特性を生かすことによって、自立的発展の基礎条件を整備し、平和で明るい豊かな沖繩県を実現することを目標とする。」
すなわち「この計画においては、沖縄の各面にわたる本土との格差を早急に是正し、全域にわたって国民的標準を確保するとともに、そのすぐれた地域特性を生かすことによって、自立的発展の基礎条件を整備し、平和で明るい豊かな沖縄県を実現することを目標とする。」
当然、沖繩における地場の産業を興すということでございますから、本日午前中からしばしば公共事業、公共投資の沖繩経済に及ぼす役割りということについて各般の御議論があったところでございますが、端的に申しまして公共事業は、あくまで沖繩振興開発計画の当初の目標におきます国民的標準を沖繩においても確保するという意味において、社会資本ないし産業基盤整備の本土格差を縮小するというのが大眼目でございます。
当委員会でもしばしば御指摘を受けた点でございますが、この中期展望を沖繩振興開発審議会の総合部会というところで御議論をいただいたのでございますが、その中でもいま申し上げましたように率直に言ってこの五十六年度までの十年計画における県民所得の目標達成は相当の困難を伴うと指摘をしておりますが、しかしながら計画それ自身は先ほども触れましたように沖繩県民の労苦に報い、沖繩県民が本土一般の国民の水準として享受すべき国民的標準
次に、復帰特別措置は、復帰前の沖繩の諸制度から本土の諸制度にどうしたら円滑に移行するかというための経過措置として設けられたわけでありますが、文字どおり経過措置ですから、役割り以上のものを求めるのは無理とは思われますがしかし、同時に沖繩と本土の格差、いま申し上げましたが早急に是正をすると、特に全域にわたる国民的標準を確保する、つまり自立的発展の基礎条件を整備をするために策定をされました先ほど来言われております
まず最初に、沖繩が復帰をいたしましてこれまで、いわゆる県民生活に重大なショックを与えない、あるいはあの特殊な環境の中で育ってきた地場産業の発展にブレーキをかけない、マイナス面を与えない、あるいは二十七年にわたる沖繩のそういう特殊な施政権下の中においての各面にわたる格差の是正を早急にしなくてはならない、いわゆる国民的標準を確保しなくてはならない等々の目的を持って、沖繩が本土復帰する際に復帰特別措置が行
なおまた、群島住民がひとしく健康で快適な生活を享受することができるような地域社会を実現するため、医療・福祉の充実、教育・文化の振興等に努め、生活環境の国民的標準を確保するとともに、中核集落の都市整備とあわせて各集落を結ぶ道路網の整備を推進することにより、広域的な生活圏の形成を図るということにしております。
「目標年次の住民生活についてみると、住民はほぼ一人一室が実現するほか、上水道、簡易水道、下水道、廃棄物処理施設等の整備が進み、生活環境施設の整備は国民的標準に達することが期待される。また、道路の整備が進み、空港、港湾等も充実して本土との間及び群島内の時間距離は短縮されるほか、主たる集落が概ね本島では、名瀬から二時間圏、他島では中心集落から一時間圏に入ると思われる。」
沖繩の振興開発計画によりますと、「沖繩の各面にわたる本土との格差を早急に是正し、全域にわたって国民的標準を確保するとともに、そのすぐれた地域特性を生かすことによって、自立的発展の基礎条件を整備し、平和で明るい豊かな沖繩県を実現することを目標とする。」こう出ているわけであります。そこでお伺いしたいのは、「自立的発展の基礎条件」というのは一体何をさすのか、その点をお伺いいたしたいというふうに思います。