1981-05-29 第94回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会安全保障特別委員会連合審査会 第1号
これを進めてまいりますためには、何といってもこういう民主主義の時代でございますから、国際情勢等を十分国民の皆さんに説明をし、御理解を得ながら、そして国民のコンセンサスを得ながら、それを背景として、バックとして外交を進める、国民的外交を進める、こういうことが肝要であろう、このように思います。
これを進めてまいりますためには、何といってもこういう民主主義の時代でございますから、国際情勢等を十分国民の皆さんに説明をし、御理解を得ながら、そして国民のコンセンサスを得ながら、それを背景として、バックとして外交を進める、国民的外交を進める、こういうことが肝要であろう、このように思います。
外交権をになう政府も、国民皆さまの、野党の皆さんの御意見も十分お聞きをしながら、これからも国民的外交を推進をいたしてまいりたい、こう考えます。
私は、日中友好のための国民的外交が必要であると思いますが、岸総理の日中友好親善の問題に対する基本的な認識と方針、並びに、具体的にどうしようというのか、その対策を承わりたいのであります。
今日の外交は、国民的外交であります。政府がいかに政治、経済外交の推進に努めましても、わが国民と諸外国民との間に強固な心のつながりが確立されぬ限り、真の友好親善の関係は生まれないのであります。政府といたしましては、科学、文学及び芸術等、あらゆる分野における国際文化交流の重要性を深く認識し、今後文化外交を国民各位の協力により積極的に推進して参りたいと考えておるのであります。
しかし八千万国民がひとしく実験禁止の悲願に立ち上っておる今日、政府は広く国民の各階層から代表を英、米、ソの三国に派遣し、また原水爆実験禁止を三回も決議したわが国会からも代表を出して、人類を破滅から守るための超党派的、国民的外交を強力に展開、推進することを切に望むものであります。(拍手) 岸総理は、通常国会終了後アメリカを訪問されると伝えられております。
そこで、その真意をただしたいのでありますが、第一に、外交は国民的外交でなければならぬという、大体国論はそういうことになっております。しかるに、この行ける状態ということは、おそらく国論を統一したい、何といっても外交の陰には、重光外相の陰には、全国民の声が必要である、それが一番大きな問題であるということに考えておられるのではなかろうかと私は思います。
こういう国際的な状況は、国民的外交においてなすべきで、国家最高の機関たる国会は、常にタッチすべきものだ。こういう観点から、特にこの会期切迫の折からではあるが、取急ぎこれをやつて、継続審議の形でMSAの問題等をも見て行きたい、こういう考え方であります。ですから、現在の国内治安のための警察制度の問題とは、別なものだと考えております。
そこで講和條約をやつてからでもいいのではないかというのですが、講和條約前においても、もうすでに日本は貿易をやつており、その貿易が非常に必要になつているときですから、東南アジア方面におけるところの対日感情の険悪な地域等に対して、政府あるいは議会等が代表者を選び、そして国民的外交使節としてそれらの地域に出かけて行つて、険悪な対日感情の緩和、融和、和解、了解をはかる。