2015-06-02 第189回国会 参議院 内閣委員会 第11号
イギリスは、二〇〇六年の三月にIDカード法という法律が制定をしまして、アイデンティティー・カード・アクトという名前なんですけれども、それに伴ってID登録簿、ナショナル・アイデンティティー・レジスターというシステム、こういう国民登録制度が創設をされました。国民の基本的情報に関する全国的な規模のデータベースということになります。
イギリスは、二〇〇六年の三月にIDカード法という法律が制定をしまして、アイデンティティー・カード・アクトという名前なんですけれども、それに伴ってID登録簿、ナショナル・アイデンティティー・レジスターというシステム、こういう国民登録制度が創設をされました。国民の基本的情報に関する全国的な規模のデータベースということになります。
第一に、住民基本台帳は全国民を網羅するものであり、そのすべてに住民票コードという重複しない番号をつけることは、国民登録制度にほかなりません。改正案には、住民票コード番号を用いて行う、各省庁ごとの行政が別表の形で列挙されており、省庁間統一番号として使用されることになっています。つまり、住民票コードは、他省庁が幅広く共通番号として使用することになります。
その方法の一つとして、厚生省のほうにおいても、いわゆる登録制度といいますか、国民登録制度と申しますか、そういう構想をお持ちであるというようなことを、私何か新聞で読んだような記憶があるのでございますが、もしそういうお考えをお持ちでしたら、この際その構想を御説明いただきたいと思います。