2011-02-02 第177回国会 衆議院 予算委員会 第4号
ただ、全体のことをちょっと申し上げますと、国民健康保険そのものの構造的な問題というのがあることはもうよく御承知だと思うんです。つまりは、比較的所得の少ない人あるいは職業についていない人が多く入っておられるわけです。
ただ、全体のことをちょっと申し上げますと、国民健康保険そのものの構造的な問題というのがあることはもうよく御承知だと思うんです。つまりは、比較的所得の少ない人あるいは職業についていない人が多く入っておられるわけです。
私は、年金の一元化は難しいと思っている一人でございますが、しかし、国民健康保険の保険料を初めとする、まあ国民健康保険そのものと言ってもいいと思うんですけれども、ここの一元化こそやらなきゃいけないときを迎えているのではないかというふうに思っている一人でございます。 しかし、物には順序がありますから、一遍にそれができるわけありません。
しかし、そのためには、どのような制度になっておりましても、この国民健康保険そのものの構造的な問題をどのように解決するかということが図られませんと、こういった財政支援措置というのはいつもついて回るわけでありまして、こういった措置ができるだけ少なくなるということも一つの考え方ということでありますので、お尋ねをいたしました。
さて、それで、最後になりますけれども、国民健康保険そのものは、先ほど言いましたように、非常に複雑かつ条件として悪い、悪いといいましょうか、保険制度で、なかなか、何といいましょうか、満足でき得るような制度として維持するのは私は非常に難しい制度だと思っております。
ということは、厚生省にこういう国民健康保険そのものに対して市町村を指導する権限というのはないわけですね。だから今まで指導という言葉も使っていないし、たまたまこの第四条の中で出てきても市町村という言葉は一切出てきていない。それが今度いきなりこの通知によると市町村を指導せいというそういう言葉が出てきているのです。今回が初めてなんです。
そういう観点でございますので、いまお示しになりましたようなケースにつきましても、その方が病気になられて、そしてその医療費を負担する場合の負担は、三割は公費、それから残りの部分については、いま申し上げました各保険者ごとの拠出金でプールしたもので出す、こういうことになるわけでございますので、国民健康保険そのものがストレートに負担をするということになるわけではございません。
○土屋政府委員 いま例として国民健康保険税を引き合いに出されたわけでございますが、国民健康保険税の場合においても、これは御承知のようにいろいろ方式がございますけれども、もともとこの国民健康保険そのものは、税で取る形のものもございますが、国民健康保険に要する経費を皆で分担するというものでございまして、所得に応じて当然の税として取り上げるものとは若干性格を異にするわけでございます。
○須原昭二君 やはり一つの法の下で国民は平等な権利を持っておる、こういう立場から考えますと、この際、健康保険法の一部を改正する法律案が出てきたと同じように、やはり国民健康保険そのものを改正しなければならない時期に来ておるのではないかと思うんですが、この点は大臣どのようにお考えになりますか。
しかし、これは、中部病院のほうから医師が三カ月交代で行くというようなことで、大体現地の人たちも、それならばということで安心しておられるようでありますが、全体的に沖繩の場合は医師が不足でありますし、したがって、国民健康保険そのものも、いまだに沖繩県の案が最終的にきまらないで、このままで復帰をそのまま迎えざるを得ない。そうすると、沖繩は、本土法をそのままかぶせますと、市町村管掌一本になってしまう。
○鈴木壽君 いまの率の問題はこの程度にいたしますが、ちょっとあなた方とは直接——あなた方と言っちゃ悪いが、いわゆる国民健康保険そのものになると思いますけれども、どうも最近の国民健康保険税のそれを見ておりますと、もうだんだん高くなって、住民は音を上げていますね、実際問題として。全国平均で見て一世帯当たり八千幾らですか。
そういうふうになったからといって直ちに、現在あります交付税の中で処理をすれば問題が解決するのか、あるいは、そういう制度として考えた場合にそこに別個の、たとえば国民健康保険調整交付金というような制度を新たに設けて、国民健康保険そのものとしての財政調整制度を考えるかという問題がなお残り得ると思うのでございまして、現在、私どもの聞いておるところでは、厚生省方面でも、国民健康保険について、標準保険料の制度を
そういう場合には、やはり一種の国民健康保険そのものについての交付金制度のようなものをつくって平衡化をはかっていくということは当然考えらるべきではなかろうかというふうに考えております。
基本的には国民健康保険そのもののあり方がいまのままでいいのか悪いのかという問題につながるだろうと思うのでありますけれども、そうなってまいりますと、問題は非常に大きな問題になるわけでございます。
○多賀谷委員 別個の人格を持っておることは、保険者でなくて、別個に法人を組織するのですから、そういう意味でしょうけれども、しかしこれはあくまでも保険者の利益を擁護するといいますか、国民健康保険そのものを推進し、運営するのではなく、国民健康保険者の共同体として、保険者そのものの経済行為はやりませんけれども、その保険者の利益擁護のための団体である、こういうことには間違いないでしょう。
○滝井委員 国民健康保険法の財政上の問題は第三十回の臨時国会で一応政府の見解をお尋ねいたしましたので、あれから国民健康保険そのものの情勢は変っていませんのでその点は省略をいたしまして、私は新しく出て参りました国民健康保険法の法文上のいろいろの問題点について政府の見解をお聞かせ願いたいと思います。
しかも国の補助金に対して県が義務的な負担をしないことによって市町村が非常な迷惑をこうむっているという事柄からして、これは関連的な問題として当然国費、県費によって助成をしてもらわなければならぬという考えを持っておりますが、国民健康保険そのものに対するものと切り離して陳情しているつもりであります。
で、要しまするに、私は全国国民健康保険団体中央会では未だ勉強中だと言うがごとき、そんなのんきなことでなくて、かりに新医療費体系が実施された場合には今の現行法、そうして今の条例下における健康保険の実態に合せてみると、現実に合せて試算をしてみるとこういう結果がくる、これは国民健康保険そのものを直してもらうか、ないしは新医療費体系そのものを考えてもらうか、どっちかしなければこれは大へんなことになるという意見
ここにこういう事態に立ち至りましたのは何かと申しますと、先ほどからお話し申しましたようにサンプルをお取りになりますときに、たとえば友沢病院なら友沢病院でサンプルの出てきましたそのサンプルが何%ぐらいが国民健康保険をやっている、あるいは国民健康保険そのものを全部をやっている、あるいは国民健康保険を全然やらない、いろいろサンプルの中にいろいろ診療の内容、保険の内容、負担率が非常に違ってくる、ヴェァリアブル
やはり国民健康保険そのものの大拡充という姿で行かなければ、五人未満のところをとらえて、職場の標準報酬の少い、異動の激しい零細な事業場をその対象にして健康保険をやっていくということは、これはよほど慎重にかまえられませんと、なかなか意思はそうでも、事実上の問題として非常に困難な問題があろうと私は思っておりますが、それはさておきまして、そこで社会保障制度統合の問題の第一着手として私が特に御所信を承わりたいと