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8件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2021-05-19 第204回国会 参議院 憲法審査会 第2号

国会議員というのは誰の代理人でもない、選挙区の代理人でもない、業界団体代理人でもない、全国民を代表する国民代表制というのが伝統的見解であります。  一方、現実はどうなっているかというと、これは選挙も議会も政党が仕切っていると。議員というのは政党党議拘束に従う存在になっているというわけであります。総理大臣も多数派が選びますし、選挙運動の実際は政党政党支部が行っているわけですね。  

渡辺喜美

2007-03-29 第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号

九十六条一項は、実は国民主権原理前文以降で具体化しているところの国民代表制のシステムと、議院内閣制との絡みを読み込む必要のある条文だということです。重要な点としてまず申し上げたいことは、発議の主体を各議院と位置づけて、そこに衆議院の優越を読み込んでいない、打ち込んでいない。

吉田栄司

2007-03-29 第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号

つまり、前文一段で打ち出しているように、国民代表制メーン枠組み、中心的な機構と採用した上で、代表者自身が現に、生にいる主権者意思と乖離するということが当然にあり得る、そういう前提に立って、国民がまさに決定権を行使する場面を九十五条、九十六条、そして御承知の七十九条、こういうところにだけ打ち込んでいる。このことをしっかり重視するのが学界の多数の意見であり、私自身もそう把握をしている。  

吉田栄司

2004-11-05 第161回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第1号

私は、むしろ参議院権限の強さというものは構成員国民代表制の程度に依存するのではないかと考えております。  さて、参議院選挙制度を考える基準の二番目として人の選択があります。  これは、参議院がいわゆる良識の府たる院と言われておりますが、政党だけではなくて人も選びたいという有権者の要請に広くこたえることになり、政党化する衆議院との区別化を図り、個人本位、脱政党化を目指すことになります。  

小林良彰

2002-02-20 第154回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号

例えば、それを事項として列挙しますと、国民代表制選挙制、国権の最高機関性立法機関としての位置、議院内閣制として内閣との関係、特に当初は解散権の問題、また今日では内閣権限の強化による国会審議権形骸化の問題、あるいはまた国政調査権の在り方の問題。また、司法、裁判所との関係では、違憲とされた法令への国会の対応、特に問題になりましたのが刑法の尊属殺規定の問題です。

隅野隆徳

2002-02-14 第154回国会 衆議院 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会 第1号

○谷垣小委員 今、選挙制度のことを伺いましたのは、先生がおっしゃるような国民代表制モデルというかイギリス型のモデルで運用していこうという場合に難しい点が、一つは選挙制度で、やや多党制みたいになっている、どうしても連立が必要である。そうすると、なかなか国民代表的に運用しにくいのかな。これは憲法より下位の規定でございますから、またいろいろ工夫もできるのかもしれません。  

谷垣禎一

1994-11-01 第131回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号

また、国民代表制につきましては、これを、国民意思代表意思の事実上の類似が重視されなければならないという、いわゆる社会学的代表の意味にとらえるのが現代憲法に関する今日の共通理解でございますけれども、それによれば、国民の多様な意思をできるだけ公正かつ忠実に国会に反映させる選挙制度憲法要請されることになりますしかるに、小選挙区制は、この要請の対極にあるものでありまして、国民意思の反映にとって最も不適切

小林武

1983-03-25 第98回国会 衆議院 議院運営委員会 第16号

しかし、このような御意見は、いわゆる国民代表制理論、すなわち国民代表というのは、命令委任関係ではないという理論、あるいはそれの具体化としての憲法四十三条に規定する「全國民を代表する選擧された議員」についての誤った認識と解釈によるものと思われます。  御承知のように、「全國民を代表する」という規定は、ある候補者に投票した特定の選挙区の選挙民意思を代表するという点で命令委任ではございません。

星野安三郎

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